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習主席「韓国は中国の一部だった」
中国の習近平国家主席が、平成29年4月6、7の両日行われた米中首脳会談で、トランプ米大統領に対し「韓国は歴史的に中国の一部だ」と発言したことが判明しました。
トランプ大統領は平成29年4月12日、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで北朝鮮問題に触れ、「(習主席によれば)韓国は本当は中国の一部だった」と述べました。
ただ、この発言はウォール・ストリート・ジャーナルには掲載されませんでしたが、米インターネットメディアの「クオーツ」がインタビューの抜粋を引用し、追加報道しました。
韓国外交部(省に相当します)関係者は「数千年の韓中関係の歴史で韓国が中国の一部ではなかったことは国際社会が認める明白な事実だ」と語ったそうです。
韓国は、どんな歴史を教えているのでしょうか。
韓国・北朝鮮は、伝説時代を除けば、ほとんどの期間中国の属国というイメージがあります。
ただ、漢の武帝は、紀元前108年、朝鮮半島の中・西北部にあった衛氏朝鮮を滅ぼし、翌紀元前108年に設置した楽浪郡・真番郡・臨屯郡、紀元前107年に設置した玄菟郡の郡を設置し、中国王朝は西暦年までおよそ400年もの間、朝鮮半島中部・北部を郡県により直接支配していました。
朝鮮半島南部に対して間接統制を行っていました。
また、高句麗を、中国の歴史とみれば(中国と韓国との間で争いがあります)、高句麗の歴史は中国の歴史です。