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雑記帳

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令和8年度予算案決定、過去最高122兆円 国債費31兆円

 政府は、令和7年12月26日の閣議で、令和8年度予算案を決定しました。
 一般会計総額は122兆3092億円で、令和7年度当初を7兆円あまり上回わりました。
 物価上昇を各経費に反映し歳出が膨らんだといえます。
 2年連続で過去最大を更新しました。
 政府は令和8年1月召集の通常国会に提出し、令和8年3月末までの年度内成立をめざします。

 歳出面では、国の政策にあてる一般歳出が70兆1557億円と2兆円程度増えました。

 このうち社会保障費が医療や介護などの社会保障関係費が39兆0559億円と過去最大となり7600億円ほど増えました。7600億円のうち、高齢化による伸び(自然増)は約4000億円だそうです。
 令和8年度の診療報酬改定は医療従事者の人件費などに回る本体部分の引上げ率が3.09%と30年ぶりの水準となりました。薬価(公定価格)は0.87%引下げます。全体では2.22%のプラス改定となりました。
 社会保障費が予算全体の約3分の1を占めてます。
 超高齢化社会ですからね。なんだかんだ言っても、日本は優しいです。
 高齢化や物価高を反映したうえで給付費を抑える施策も始めます。
 維新が積極的である、市販薬に似た成分や効果がある「OTC類似薬」について新たな患者負担を導入します。
 患者の医療費を一定額に抑える高額療養費制度は、月あたり負担上限額を所得に応じて引上げます。「高額かつ長期」の要件を満たせば、難病助成による自己負担上限額が軽減されます。それ以外の分は、仕方がないのかも知れません。

 防衛費の増額も大きく、防衛力整備計画の経費は8兆8093億円で25年度当初より3345億円増えました。
 無人機による沿岸防衛体制を構築し、敵の射程外から撃つ長射程ミサイル(スタンドオフ・ミサイル)と組合わせて防衛力を強化します。

 自治体に配る地方交付税交付金などは20兆8778億円と2兆円増えました。
 物価高対応や賃上げ促進などを目的とする一般予備費は1兆円を計上しました。

 国債の返済や利払いにあてる国債費は31兆2758億円に上りました。
 過去最大だった令和7年度当初の28兆2179億円を超えました。国債の利払い費の計算に使う想定金利を3.0%に引き上げます。
 長期金利が上がってきていますから、支払う利息も大きくなるのでしょう。
 なお、日本銀行が保有する国債は、全発行済みの国債の約半分ですから、日本銀行に支払った利息分は、最終的に「国庫納付金」という形で政府の歳入(税外収入)と国庫に戻ります。 政府と日本銀行を連結すれば、約半分の利払い費という計算です。

 歳入面では税収を83兆7350億円と過去最高を見込んでいます。物価高を背景に伸び、令和7年度の見積もりを3兆円ほど上回わります。GNPの増加も見込まれます。

 新規の国債発行額は29兆5840億円を計画しています。令和7年度当初の28兆6471億円を超えました。歳入に占める割合は24.2%となりました。このうち、建設国債を除く、歳入の不足を穴埋めする赤字国債は22兆8680億円となります。

 国債費を除く歳出を税収・税外収入でまかなえるかを示す基礎的財政収支(プライマリーバランス)は1兆3429億円の黒字に転じます。令和7年度当初予算は7816億円の赤字でした。
 プライマリーバランスは黒字なのですね。
プライマリーバランス単年度黒字化は、財政健全化方針を意味します。
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