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2025年バックナンバー

雑記帳

訪日時のトランプ大統領への歓待と、イギリスの歓待

 令和7年10月27日から29日にかけて来日したトランプ大統領への歓待について、批判的に述べる人がいるようです。
 「媚びをへつらう外交」との批判です。

 ただ、そうでない国は、ガチで喧嘩している中国くらいで(ロシアや北朝鮮は首脳の訪問などの人的交流がありません)、他の国は、へつらうと言えば言える外交努力をしている国ばかりです。
 アメリカが世界一の軍事大国であることは間違いありません。しかし、圧倒的な軍事力で他の国を圧倒していた一時の栄光はありません。アメリカがどこの国に、どの程度の軍事的行動をするかによって、その国の命運がかわってきます。
 ある意味「泣くこと地頭にはかなわない」「猿もおだてりゃ木に登る」ということを、すべての国が知っているということです。

 「媚びへつらう」という点で、典型的なのは、イギリスです。

 アメリカは、国の成立ちからして、皇室、王室がありません。
 トランプ大統領の皇室、王室へのあこがれは並外れていて、皇室、王室からの歓待には感激します。

 トランプ大統領は、令和元年6月にエリザベス女王(ジョンソン首相)の招きで一度、そして令和7年9月にはチャールズ国王(スターマー首相)の招きで2度目の国賓訪問を実現しました。
 外国の要人が2度も国賓として招待されるのは極めて異例であり、イギリス政府の強い意向が背景にあります。
 トランプ大統領のイギリス訪問において、イギリス政府は、外交関係強化と「特別な関係」のアピールを狙い、王室の歓迎行事を活用しました。これは、トランプ氏が「王室好き」であることを利用した「王室外交」と呼ばれています。
 特に、令和7年9月の訪問時は、トランプ氏の政権支持率が低迷する中で外交手腕をアピールしたいという思惑も指摘されており、イギリス側が「王室のもてなし」を提供することで、トランプ大統領を懐柔しようとした側面があります。
 トランプ大統領は、王室による手厚いもてなしに「人生最高の栄誉」と応え、満足感を示しました。

 日本は、令和元年5月に、トランプ大統領を国賓として招いています。
 トランプ大統領は、令和7年10月の訪日が4回目となりますが、日本はトランプ大統領を国賓としてもてなしたのは1回目だけです。イギリスのように、トランプ大統領を国賓として2回招いてはいません。
 皇室を利用して「媚びへつらう」ことはしてほしくないと思いますし、恐らく、そのようなことはないと思います。
 なお、外国の元首が来日した際、天皇陛下がお会いになるというのは、どこの国も同じです。今回の大阪万博で結構国家元首クラスが来日しましたが、天皇陛下がお会いになっています。 
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