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2025年バックナンバー

雑記帳

ロシア政府が予算案提出「歳入の3割」巨額軍事費を再び計上 財政赤字拡大

 令和7年9月29日、ロシア政府は、令和8年の予算案を下院に提出しました。
 兵器調達や軍隊運営などに充てる軍事費は12兆9000億ルーブル(約23兆830億円)で、令和7年(13兆5000億ルーブル)とほぼ同水準を計上しました。
 歳出全体(約44兆ルーブル)の約3割を占め、ウクライナ全面侵攻以来続く巨額予算を維持しました。
 国力を挙げて「戦勝」を達成しようとするロシアの意思が反映される一方、国家財政が圧迫される実態も浮かび上がっています。

 ロシアの軍事費は、ウクライナ全面侵攻を開始した令和4年に4兆000千億ルーブルを計上して以降、右肩上がりに推移してきました。
 国内治安対策や諜報活動などに充てる国家安全保障費を合わせると計16兆8000億ルーブルに上り、国内総生産(GDP)の約7%に達しました。

 一方で、軍事費の増加が国家財政を圧迫する兆候も見えています。
 インタファクス通信によりますと、ロシア政府は、令和8年予算案に合わせ、令和7年予算の修正案も下院に提出しています。
 修正案は、令和7年の財政赤字を現行の約3兆8000億ルーブルから約5兆7400億ルーブルに増額しました。
 財政赤字の増額は今年2回目です。
 ロシア政府は、最初は、令和7年の財政赤字を約1兆2000億ルーブルと見積もってました。

 赤字が、以下のとおり、ホップ、ステップ、ジャンプして跳ね上がっています。
 「1兆2000億ルーブル」→「3兆8000億ルーブル」→「5兆7400億ルーブル」

 また、令和8年予算案の提出に先立ち、ロシア財務省は、令和7年9月、国防費などに充てるためとして、付加価値税(日本の消費税に相当)の税率を現行の20%から22%に引き上げると定める法案を下院に提出しています。ロシア政府は、令和8年予算案をこの法案が成立する前提で作成しています。

 財政赤字が増えた主な要因として、ロシアの主要な外貨獲得源である石油・天然ガス収益の減少を挙げられます。
 石油・天然ガス価格の下落もありますが、ウクライナ軍が激化させているロシア国内の製油施設への長距離攻撃などが影響した可能性があります。

 ロシアはしぶといですね。
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