本文へ移動

2025年バックナンバー

雑記帳

万博チケット未使用300万枚超「払戻しはしない」

 大阪・関西万博で販売された入場券のうち、未使用のものが少なくとも300万枚以上あるとみられます。
 令和7年10月13日の閉幕閉幕までに使い切れないものが、多量に出そうです。

 企業などが購入し、従業員や取引先に無料で配ったものがあり、タダでもらったわけですから、行くつもりが最初からない人がいるでしょうし、いつか行こうと思っていたのに、行く機会がないままの人もいるとおもいます。
 万博IDの設定方法がややこしいので、その段階で挫折した人が多いと思います。ぞうせ「タダ券」ですから、行くのをやめようと思った人もいるでしょう。
 遠方の人は、最初から、交通費を出してまで行くつもりはないという人もいるでしょう。

 令和7年9月15日時点において、単純計算で約224万枚の差があり、複数回入場できる「通期パス」や「夏パス」も含めると、未使用の入場券は400万枚近くになる可能性があります。

 万博協会の石毛事務総長は「来場予約枠が急速に埋まりつつある。(入場券の)払い戻しはしないので、早期の予約を強くおすすめする」と話していましたが、もう遅いですね。

 ちなみに、2005年の愛知万博(愛・地球博)では、未使用の入場券は99万枚で、未使用率は5.7%でした。大阪・関西万博はこれを大きく上回る可能性があります。
 300万枚として、うちわに見積もっても、225億円が、万博協会の利益になります。結構大きいですね。

 なお「2025 大阪・関西万博 記念チケットオンラインストア利用規約」「 個別規定:入場チケット販売に関する規定」の8条には以下のとおり定められています。
 いわゆる約款です。不満があるなら、最初から買わなくて結構ということです。

「 当社は、入場チケット代金の払戻しを行いません。ただし、当社または協会の責めに帰すべき事由による中止その他当社または協会が払戻しを認める場合には、払戻しを行うことがあります。
 当社は、事由の如何を問わず、旅費、宿泊費等の付随的な損害についてお客様に責任を負いません。」

 原則、払戻しはできません。

「当社または協会の責めに帰すべき事由による中止」とは、万博施設すべてが倒壊したり、システムエラーなどで誰も入場できなかった場合です。
 台風などで閉場となった場合、「当社または協会が払戻しを認める場合」に含めるという解釈になっています。その時点で予約していた入場予定者が、他の日のどの時間にも入場の予約がとれなかった場合に限られるでしょう。
 現時点で、キャンセルや新たに開放される入場枠を除けば、閉幕まで新規予約は無理ですから、台風などで閉場となった場合は、予約済みの1回券を持っている人には返金しなければなりません。
 万博協会は、台風が来るな来るなと祈っているかと思います。
西野法律事務所
〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満2-6-8堂ビル407号
TEL.06-6314-9480
 FAX.06-6363-6355
 
お気軽にご相談下さい
電話による法律相談は行って
おりません(土日祝日休)
9時~12時 1時~5時30分

Since June 5th. 2007

 
TOPへ戻る