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2025年バックナンバー

雑記帳

万博のチケットを購入した人のうちの未入場者数

 万博協会の高科淳副事務総長は、令和7年9月15日の定例記者会見で、予約枠が埋まってきている状況に対し、早期来場の呼掛けや予約枠の拡大を行ってきたと説明しました。
 一方で、「来場者の安全が第一と考えており、これ以上の予約枠の拡大は難しい」と明かしました。

 令和7年9月15日時点で、入場券の販売枚数は約2142万枚に達し、関係者を除く累計来場者数は約1900万人と単純比較で約240万の差があります。

 入場者数のうち、通常の入場券で入場している人は補正する必要はないのですが、通期券や夏パスで入場している人は、1枚の入場券で複数回訪問していますから、通期券や夏パス保有者は、「入場した回数-1」を累積入場者から引く必要があります。

 通期パスや夏パス利用者は、1枚の入場券で複数回入場しているでしょう。
 通期パスは、販売終了の令和7年8月17日までに約40万枚販売され、夏パスは、販売終了の令和7年8月17日までに約28万枚販売されました。
 通期パスで元を取れるのは4回(3万円÷7500円)で、通期パス購入者すべてが、令和7年9月15日時点で、通期パスで4回入場しているとすると、40万枚×(4回-1回)で、入場者総数から引くべき延べ入場者数は120万人となります。
 夏パスで元を取れるのは2回(1万2000円÷7500円)で、夏パス購入者すべてが、令和7年9月15日時点で、夏パスで2回入場しているとすると、28万枚×(2回-1回)で、入場者総数から引くべき延べ入場者数は28万人となります。
 合計148万人ですが、はるかに多いと思います。
 大阪万博ですから、大阪から見て遠方の人に、通期パスや夏パスを購入している人は少なく、結構な割合で、大阪府民や兵庫県民など関西勢が通期パスや夏パスを購入しているでしょう。関西人の金銭感覚はきびしく、「元は取らねば」と考える傾向にあると考えられますから(私の単なる感想で、根拠となる統計などはありません。私自身、通期パス4回目〈開幕パスを併せて5回目〉で元は取った)と考えました)、148万人は過小かと思います。

 令和7年9月15日時点で、未使用券は、販売枚数2124万枚から累計入場者数1900万枚を引いた240万枚に、通期パス保有者が「元をとる」回数入場したうえで、それ以上入場した延べ回数を加えた数となるかと思います。

 令和7年9月16日から閉幕の令和7年10月13日までに使われる入場券は、そう多くないかと思います。既に、満員御礼(予約しようにも予約できない状態)になっています。

 閉幕まで使い切れないチケットは、かなりあるでしょう。
 万博協会も「希望する日に予約できなかったとしても、チケットの払い戻しはしないというルールになっている。ぜひ早く使ってほしい」と呼掛けています。

 自分の金を出して購入した人は、よほどの事情のないかぎり入場するでしょう。
 勤務先や取引先からもらった入場券を持っている人が「入場できなかったから金返せ」と騒ぐこともあるかと思います。
 約款上「万博の主催者側の責任による中止(自然災害などによる会場の一時閉鎖による中止)などの特別な事情がある場合にのみ」払戻しをすることがあると記載されています。

 万博協会が、令和7年8月17日に「閉幕が近づくと入場者が多くなります。希望する日に予約できなくなります。チケットの払い戻しはしないというルールになっています。ぜひ早く使ってほしい」とアナウンスとしていた理由は、理不尽なクレームをつけないでくれとの予防線でしょう。
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