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2025年バックナンバー

雑記帳

「参院で野党側が過半数かまだわからない」国民・古川代表代行

 国民民主党の古川代表代行は、令和7年7月27日放送のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、「選挙結果は参院が与党過半数割れになったということだが、わずか3議席だ」と指摘した上で、「与党会派が(無所属議員などを)かき集めて過半数とっているかもしれない」と警戒感を示しました。

 参議院議員の定数は248人で、過半数は125議席、与野党同数が124議席です。
 今回の参院選挙により、自民公明の与党が122議席となり、過半数には3議席足りず、与野党同数には2議席足りません。

 古川代表代行が「与党会派が(無所属議員などを)かき集めて過半数とっているかもしれない」と言及した無所属議員とは誰のことが想定されているのでしょうか。

 1人目は和歌山選挙区の望月良男参院議員でしょう。
 和歌山選挙区は、世耕弘成衆院議員が、令和6年の衆院選に出馬したことで現職が不在になりました。
 望月良男氏は、もともと、世耕弘成衆院議員と近く、二階俊博元自民党幹事長の三男である二階伸康氏との自民党の公認争いに敗れ、無所属で立候補しました。
 二階伸康氏は、令和6年の衆院選で自民党の公認を得ましたが、世耕弘成衆院議員に敗れ、今回の参院選でも自民党の公認を得ましたが、世耕弘成衆院議員の推す望月良男氏に敗れました。鶴保参院議員の失言問題もあったでしょうが、和歌山選挙区の選挙結果には大した影響は及ぼしていないでしょう。
 いずれも接戦というわけではなく、完敗でした。
 和歌山県民は、二階伸康氏のことが嫌いだったのでしょうね。
 二階王国は完全に崩去り、世耕王国になりました。

 2人目は、鹿児島選挙区の尾辻朋実参院議員でしょう。前の参議院議長で自民党の尾辻秀久氏の三女です。尾辻秀久氏が引退したことで現職が不在になりました。
 自民党の公認争いは、自民党元職の園田修光氏が勝利したため、無所属で出馬し、立憲民主党が推薦するという選挙となりました。森山自民党幹事長のお膝元ですから、話になりません。

 与党が過半数を得るには、3人の無所属議員の与党会派入りが必要ですが、古川代表代行の言う、あと1人はわかりません。

 ただ、与党側が2議席集めるだけでも、与党124議席、野党側124議席で同数となり、現在の衆院議長が額賀福志郎衆院議員(会派離脱)であることからもわかるとおり、参院議長は、比較第1党自の民党議員がなり、会派を離脱します。
 ただ、可否同数の場合は、議長が投票しますから、理屈の上では、与党側は半々で法案を可決することができます。
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