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雑記帳

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ANAとシンガポール航空、共同事業開始 令和7年9月搭乗分から共同運賃設定

 ANAとシンガポール航空は、令和7年4月17日、共同事業(ジョイントベンチャー。JV)契約を締結しました。
 ANAにとって、アジアの航空会社との初めてのJV契約となります。

 両社は、平成16年から、共同運航(コードシェア)や、インターライン(複数の航空会社が、相互に便を乗り継いで旅行する客をスムーズに処理するための契約)を行う提携関係にあり、JV開始に向けて令和2年1月に戦略的包括提携契約を締結しました。
 令和6年4月19日に国土交通省から条件付きで独占禁止法適用除外(ATI)認可を取得し、今年3月21日にシンガポール当局からも条件付きで承認を受けました。

 日本・シンガポール間における、令和7年9月以降搭乗便を対象に、令和7年5月から共同運賃を発売する予定です。
 JVにより、利用客にとっては利用便や運賃の選択肢が拡大するほか、マイル積算対象の予約クラスが拡大することで、両社のマイレージ会員にとっての利便性も向上することになります。
 具体的には、マイル積算率は、シンガポール航空に乗ってもANAと同じ水準になるほか、運賃も2社共通の「JV運賃」が適用になり、ANAの広報によりますと、往路はANA、復路をシンガポール航空に搭乗した場合、エコノミークラスで往復した場合、従前は最安値が30万円だったものが、JV運賃適用後は12万円になる便もあるそうです。

 ANAとシンガポール航空は、今後、日本とシンガポール以外のJV対象国となるオーストラリア、インド、インドネシア、マレーシアの4か国についても順次認可を申請する予定です。
 ANAはこのほか、ユナイテッド航空とアジア・中南米間で、ルフトハンザグループと日本・ヨーロッパ間でJVを展開しています。また、シンガポール航空は、ルフトハンザグループ、ニュージーランド航空、スカンジナビア航空、ガルーダ・インドネシア航空の4社とJVを展開しています。
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