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雑記帳

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次の教皇を選ぶ「コンクラーベ」令和7年5月7日から

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が死去したことを受け、次の教皇を選ぶ密室の選挙「コンクラーベ」が日本時間の令和7年5月7日からバチカンで始まります。
 フランシスコ教皇はイタリア移民の子で白人です。というか、アルゼンチンは、原住民をほぼ根絶やしにした結果、97%が白人と言われています。

 ローマ・カトリック教会の、次期教皇を選ぶコンクラーベは、バチカン市国で日本時間の令和7年5月7日午後11時半から始まります。
 選挙権を持つ80歳未満の枢機卿133人が(135人のうち2人は健康上の理由で投票に参加しない予定)、それぞれ1人の枢機卿に投票し、3分の2の票を得る人が出るまで投票が繰り返し行われます。
 日本ではありませんが、フランスの大統領選挙なら、1位の得票者と2位の得票者の決選投票となり、2回で終了するのですが、いつまで続くか分かりません。まさに「根比べ」です。

 選挙期間中は、有権者である枢機卿は外部と連絡を取ることが禁止されていて、バチカンのほとんどのエリアで携帯電話の電波も遮断されます。

 新教皇が選出されれば、礼拝堂の煙突から白い煙があがります。

 枢機卿の出身国は71か国と多様化が進んでいて、地元メディアは、今回のコンクラーベは、本命が不在で混戦模様だと伝えています。教皇庁の国務長官(首相に相当)を務めたパロリン氏が40~50票ほどを固めていると予想されていて、教皇フランシスコの改革路線に否定的な保守派からはエルドー枢機卿の名前が挙がっています。

 アジアやアフリカから教皇誕生を望む声も根強く、フィリピン出身のタグレ枢機卿らも有力視されています。
 ただ態度を決めていない枢機卿も多いとみられ、結果の予想は困難です。

 現在日本の枢機卿は、菊地功氏(東京大司教)と前田万葉氏(大阪大司教)の2人ですが、いずれも候補にはあがっていません。
 だいたい、良きにつけ悪しきにつけ、非白人で先頭を切るのは日本人と相場が決まっていますが(最近はあやしくなりましたが・・)、日本のカトリック教会の信者は、およそ43万7000人、日本の人口の約0.35%のみで、いかんせん少なすぎますね。

 ちなみに、私は、教皇選挙という映画を三宮の美術館で観ましたし、今年の大型連休はイタリアのミラノ、フィレンツェ、ローマへ行っていたのですが、ルフトハンザの機内映画で往復2回観ました。
 システィーナ礼拝所は、せっかく事前チケットを買っていたのですが、コンクラーベのため、入れませんでした。
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