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雑記帳

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和歌山県 岸本周平知事が死去 68歳

 和歌山県の岸本周平知事が、令和7年4月15日午前、和歌山市内の日本赤十字社和歌山医療センターで亡くなりました。68歳でした。
 岸本知事は、令和7年14日午前10時すぎ、和歌山市内の知事公舎の寝室で倒れているのが見つかり、日本赤十字社和歌山医療センターに運ばれましたが、意識がない状態で、集中治療室で治療を受けていましたが、令和7年4月15日午前9時半ごろ、敗血症性ショックにより亡くなりました

 心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

 岸本知事は、和歌山県立桐蔭高等学校を卒業し、東大法学部在学中に、当時の国家公務員試験上級職甲に合格し、東京大学法学部卒業後、当時の旧大蔵省に入省して、内閣総理大臣秘書官付、大蔵省主計局主査、プリンストン大学東洋学部客員講師、通商産業省情報処理システム開発課長、経済産業省文化情報関連産業課長、財務省理財局国庫課長を歴任しました。
 平成16年に財務省を退官し、トヨタ自動車株式会社勤務、その後、民主党公認として平成17年衆院選(和歌山1区)に初めて立候補しましたが落選し、次の平成21年の衆議院議員選挙(和歌山1区)で初当選。「保守王国」と言われてきた和歌山県で、以降5期連続で小選挙区当選を果たしました。民主党政権下の平成24年には経済産業大臣政務官、その後、内閣府大臣政務官も務めました。

 本来、自由民主党から出馬したかったのでしょうが、選挙事情のため民主党から出馬して当選し、民進党分裂のときに国民民主党の選挙対策委員会委員長に就任し、当選を続けました。
 そして、令和4年5月23日、同年秋に行われる予定の和歌山県知事選挙への立候補するとの表明をし、国民民主党からの推薦はもちろん、自由民主党、立憲民主党からも推薦を受けて、令和4年11月27日に和歌山県知事に当選して一期目の途中でした。

 知事として子育て支援や産業振興に注力したほか、南海トラフ巨大地震に備え国と連携しながらハード・ソフト両面で対策を推進するなど、和歌山県政の発展に尽力しました。

 現在の平均寿命からすると若すぎる死去ですし、また、急な死去でした。
 残念であったと思います。

 私は、岸本知事が当選するころには、既に西宮市に転居していましたが、高等学校、大学の同窓として、岸本知事の活躍の報道を聞いていました。
 重ねて、ご冥福をお祈り申し上げます。
西野法律事務所
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