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　大阪万博の開幕を前に、大阪市は、交通の妨げとなる放置自転車のさらなる対策として、夜間の撤去を始めました。

　大阪市によりますと、放置禁止区域における通行の妨げとなる放置自転車の対策として、これまでは見つけ次第、札を貼って撤去する「リアルタイム撤去」を実施してきました。
　ただ、日中の放置自転車が減少する一方、夜間に自転車を放置する人が後を絶たず、夕方以降の撤去にも踏み切ったということです。

　大阪市北区の放置禁止区域および自転車駐車場

　わざわざ、交通が不便なところを、放置自転車の保管場所にしています。
　うまく考えたものですね。

　市の担当者は「いつ撤去されるかわからないことで、放置への抑止効果があると思う。自転車ではなく公共交通機関を利用してもらって、美しい大阪になるよう協力いただきたい」と話しているそうです。また、令和７年４月１３日に開幕する大阪万博に向け、大阪市は、「海外からも多くの人が大阪に来る。安心安全な通行環境を整えたい」としています。