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雑記帳

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「ニセコ化」した野沢温泉村で「夕食難民」が続出

 長野県の野沢温泉村では「オーバーツーリズム」が引き起こす問題が年々深刻化しています。
 コロナ禍以降、インバウンドの影響もあり外国人観光客数は増加し、宿や飲食店の値段は高騰している。夕食時になると街には多くの「夕食難民」の姿がみられ、「第2のニセコ」とも言われています。
 私も、野沢温泉に、若いころいったことがありますが、日本人の観光客が多く、昔ながらの風情ある温泉街という印象でした。

 ただ、温泉街で、宿泊している温泉以外で、まともな夕食を食べようとするというのは無理なことが多いのではないでしょうか。
 城崎温泉など、午後6時を過ぎると、かに料理を出す店はしまってしまうか、行列に並ぼうとしても、ここからのお客様はお入りいただけませんといわれる始末です。有馬温泉にはあるようですが。
 寂しく、コンビニのご飯を買って、ビールや日本酒を旅館の部屋で飲むというのも嫌ですね。
 日程の都合で、午後6時くらいまでに着けないときは、あらかじめ、どこかで夕食を取ってから温泉街に行くのが正解かと思います。

 ただ、野沢温泉村では、それだけの話でもないらしいです。
 観光客だけでなく、飲食店の従業員も外国人だらけ、飲食店に入ったら当然かのように、英語で話しかけられてたり、英語のメニューしかない店もあって、注文するだけでも一苦労ということがあるようです。
 もちろん、価格は、外国人価格です。
 ただ、これならまだいい方で、予約をしてないからどこの店にも入れず、すぐに入れる店を今必死にスマホで調べていてもないということが起こっているそうです。

 地元の人も、近所の店はいつも外国人観光客でいっぱいで入れませんから、外食をしたいときには隣町まで行かなければいけなくなりました。オーバーツーリズムの影響で、地元民が家族とゆっくり過ごせる場所が少なくなってきているのは寂しいということです。
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