雑記帳
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盗難相次ぐ銅ケーブル、安価なアルミに置換えの動き
太陽光発電施設で使われるケーブルの素材を、銅からアルミに置き換える動きが広がっています。銅の価格高騰で銅製ケーブルの盗難被害が深刻化する中、安価なアルミにすることで、被害の防止が期待されるためです。
メーカーにはアルミ製ケーブルの注文が急増しています。
山梨県にある太陽光発電施設で、令和6年12月頃に銅製ケーブル計約1万メートルが3度にわたり盗まれ、1億円の被害が出たのを受けたそうです。
ほぼすべてをアルミに換えた。入り口には「ケーブルはアルミ製です」「お金になりません!」と日本語、中国語(簡体字)、英語で表記した看板を、設置しています。
アルミの電気伝導率は銅の6割ほどですが、ケーブルのサイズを少し太くすれば、機能に問題ありません。
製造大手の「古河電気工業」(東京都)によると、太陽光発電施設からのアルミ製ケーブルの注文は令和2は数件でしたたが、令和5年は約130件に増え、令和6年は8月末時点で38都道府県の約440件にのぼったそうです。
このうち8割は、銅線ケーブルの盗難被害に遭った施設からの復旧依頼だそうです。
電気自動車などでの需要増を背景に、銅の価格は5年前の最も低かった時期の約2倍に高騰しましたが、アルミ価格は銅の4分の1程度になった時もあります。
窃盗犯がアルミ製ケーブルを売却しても利益が少なく、手を付けないとみられています。 関係者によりますと、犯行時にケーブルがアルミ製だとわかったためか、切断された状態のまま放置された事例もあったそうです。
警察庁によりますと、太陽光発電施設の金属ケーブル盗は令和5年に5361件あったそうです。令和6も上半期で4161件に達し、9割は茨城県をはじめ関東地方でした。
管理会社は防犯カメラを導入するなどの対策を進めていますが、人目につきにくい山間部などに立地する施設も多く、銅製ケーブルの窃盗被害は後を絶たちません。
ちなみに、電気導電率は、銀がもっとも電気を通しやすく、銅、金、アルミの順番ですが、さすがに銀や金は使っていません。銅も安いときには問題なかったのですが・・
各種金属材料の導電率
銀 108.4
銅 75.0~107.8
金 73.4
アルミ 45.4~47.9
メーカーにはアルミ製ケーブルの注文が急増しています。
山梨県にある太陽光発電施設で、令和6年12月頃に銅製ケーブル計約1万メートルが3度にわたり盗まれ、1億円の被害が出たのを受けたそうです。
ほぼすべてをアルミに換えた。入り口には「ケーブルはアルミ製です」「お金になりません!」と日本語、中国語(簡体字)、英語で表記した看板を、設置しています。
アルミの電気伝導率は銅の6割ほどですが、ケーブルのサイズを少し太くすれば、機能に問題ありません。
製造大手の「古河電気工業」(東京都)によると、太陽光発電施設からのアルミ製ケーブルの注文は令和2は数件でしたたが、令和5年は約130件に増え、令和6年は8月末時点で38都道府県の約440件にのぼったそうです。
このうち8割は、銅線ケーブルの盗難被害に遭った施設からの復旧依頼だそうです。
電気自動車などでの需要増を背景に、銅の価格は5年前の最も低かった時期の約2倍に高騰しましたが、アルミ価格は銅の4分の1程度になった時もあります。
窃盗犯がアルミ製ケーブルを売却しても利益が少なく、手を付けないとみられています。 関係者によりますと、犯行時にケーブルがアルミ製だとわかったためか、切断された状態のまま放置された事例もあったそうです。
警察庁によりますと、太陽光発電施設の金属ケーブル盗は令和5年に5361件あったそうです。令和6も上半期で4161件に達し、9割は茨城県をはじめ関東地方でした。
管理会社は防犯カメラを導入するなどの対策を進めていますが、人目につきにくい山間部などに立地する施設も多く、銅製ケーブルの窃盗被害は後を絶たちません。
ちなみに、電気導電率は、銀がもっとも電気を通しやすく、銅、金、アルミの順番ですが、さすがに銀や金は使っていません。銅も安いときには問題なかったのですが・・
各種金属材料の導電率
銀 108.4
銅 75.0~107.8
金 73.4
アルミ 45.4~47.9