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雑記帳

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ポーランド アウシュビッツ式典参加でもネタニヤフ首相逮捕せず

 ポーランド政府は、令和7年1月9日、令和7年1月下旬に開かれるアウシュビッツ強制収容所の解放80周年の式典に関して、イスラエルの代表者の自由で安全な参加を保証する決議を採択しました。
 パレスチナ自治区ガザ地区の戦闘を巡り、戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出されているイスラエルのネタニヤフ首相に配慮した形です。
 ICCにはポーランドを含む120以上の国と地域が加盟していて、逮捕状が出されている政治家らが訪問した場合、加盟国は逮捕に協力する義務があります。
 仮に、ネタニヤフ氏が式典に出席し逮捕されなければ、他の加盟国から批判を受ける可能性があります。

 ポーランドのトゥスク首相は、第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の犠牲となった人への追悼の一環だとしています。
 これに先立ち、ポーランドのドゥダ大統領は、トゥスク氏にネタニヤフ氏が逮捕されることなく、式典に参加できるように要請をしていました。
 ネタニヤフ氏が式典に参加するかどうかは不明です。

 アウシュヴィッツ強制収容所は、昭和20年(1945年)1月27日に解放されました。アウシュヴィッツ強制収容所では、解放の直前に約6万人の囚人が強制収容所からの死の行進を強いられました。この行進では、親衛隊によって歩みが遅れた囚人が射殺され、多くの囚人が死亡しました。
 第2次世界大戦終了後80年です。早いですね。

 ちなみに、アウシュヴィッツ強制収容所は、その後博物館として改修・オープンし、現在は国立アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館として運営されています。当時のまま残された遺品や施設を見学できるほか、保存資料をもとにした研究や元収容者との交流をもとにした啓発活動を行っているそうです。
 入場料は無料だそうです。

 ちなみに、私は、令和7年3月末から4月はじめにかけてポーランド旅行の予定です。
 アウシュヴィッツ強制収容所がメインです。
 1200円の時間指定なしの送迎ガイドツアーを申込んだら、集合場所・午前6時が指定されてきました。ホテルは、公共交通機関が動いていない時間ですから、集合場所から徒歩5分のところに予約がえをしましたが、午前5時45分集合はびっくりしました。

 ちなみに、ナチス時代の強制収容所はドイツ内にもあり、私はドイツ留学中に1回、コロナ前に1回、ダッハウ強制収容所(Konzentrationslager Dachau)に行ったことがあります。ドイツ・ミュンヘンの北西15キロほどのところにある都市ですから、気軽に行けます。規模は小さいですが・・・
 やはり入場料は必要ありません。
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