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雑記帳

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Amazonのマーケットプレイス通販での代引詐欺がなくなった理由

 Amazonのマーケットプレイス(Amazon本体の直販ではなく、第三者による販売)で商品を注文したところ、代引き詐欺の商品が送りつけられてきたとの報告がX(旧Twitter)で増えているそうです。

1 ユーザーがマーケットプレイスで商品を注文する
2 販売者が注文をキャンセルする
3 入手した購入者の住所に高額な代引き商品を送りつける
4 購入者、または勘違いした家族が現金を支払ってしまう

 この代引詐欺においてはAmazonは購入者の住所情報などを盗むために利用されただけであり、返金を求めることはできません。。
 間違って支払ってしまった場合、Amazonからは返金されませんし、日本郵便やクロネコヤマトなどの配達会社も返金対応をしてくれません。
 個別に代引きを送りつけてきた会社と交渉することになります。

 Amazonのマーケットプレイスを使った代引き詐欺に引っかかないようにする一番の方法は、マーケットプレイスの商品を購入しないことです。
 ただ、欲しい商品がマーケットプレイスにしかないということもあるでしょう。
 その場合は出品者のレビューをよく読んだり、市場価格と比較して、相場より安い値段がつけられていないかの確認をすると避けやすくなります。

 Amazonは代金引換の提供を、令和6年6月で廃止しています。
 これはAmazon公式の通販も、マーケットプレイスも両方です。
 つまり、Amazonで何かを注文したあと代金引換の商品が届いた場合、それはすべて詐欺だとみなすことができます。

 Amazonはなくなりましたが、他の通販サイトの場合、他の普段からクレジットカードで購入するようにし、家族にもそのことを伝えていれば代引き詐欺の被害に遭う可能性を減らせることになります。

 ちなみに、うちの事務所にも代引詐欺と思われる商品がAmazonから送られてきて、支払いを拒否したことがあります。
 個人宅ならともかく、西野「法律事務所」宛に、代引詐欺と思われる商品を送るというのも不思議な話ですね。いい度胸をしています。
 当該犯人は、日本人ではないかも知れません。犯人の国籍はわかりませんが、中国語で「弁護士」は「律師」と呼びます。
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