雑記帳
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ATOK
自死した兵庫県の県民局長が公用パソコンに残したと「される」データが、外部に流出しています。その中に、ワープロ文書のファイルの拡張子(ファイルの種類を識別するために使われるファイルの末尾にある、ドットで区切られた右側の英数字1文字~4文字のこと)が、「jtd」であり、これは「一太郎」というワープロソフトで作成されたことを意味します。
通常なら拡張子は「docx」であり、これば「ワード」で作成された文書です。
ちなみに、表計算ソフトのエクセルなら、拡張子に「xlsx」がつきます
官公庁では、結構「一太郎」で文書を作成する人も多く、官公庁から書式をダウンロードするときは、「ワード文書」でも、「一太郎文書」でもダウンロードができる仕様になっていることがあります。
「一太郎」といえば、1990年代~2000年代にMicrosoft Wordとのシェア争いに敗れたソフトウェアといえます。
その昔、パソコン(Macを除く)のOSといえば、MS-DOSが主流でした。
1995年にWINDOWSが発売され、現在も、WINDOWSが主流となっています。
MS-DOS時代は、ワープロソフトといえば、「松」「一太郎」が主流でした。
特に「一太郎」は、ベストセラーで、発売当初はもちろん、発売後もワゴンに横積みされていました。
「一太郎」のバージョンアップにより、メモリが640KB必要になったとき、拡張スロットに128KBや256KBのメモリを入れて「一太郎」の新バージョンが動くようにするマニアもいたほどです(いずれも、キロバイトです。メガバイトやギガバイトではありません)。
1995年のWINDOWSの発売とともに、「一太郎」もWINDOWS版が発売されるようになりました。
しかし「一太郎」の映画はさほど続かず、Microsoft Wordの台頭により、一太郎は1990年代後半から市場シェアを大きく落とすことになりました。
2000年代に入ると「Word」を含む「Office」が標準装備されているパソコンの販売が当たり前になり、「一太郎」のシェアはさらに大きく落ち込むことになりました。
「Excel」を購入するためには「Word」を含む「Office」を買わなければならず、「Office」には「Excel」の他に「Word」がもれなく付いてくるのですから、わざわざ3万円以上も出して「一太郎」は買わないという人が増えてきて、ワープロソフトは「Word」が標準になったという経緯です。
私は、文章は、原則として「一太郎」で書いています。
拡張子を「jxw」「ctl」「atr」形式にして、テキストデータである「jxw」を「Word」にコピーしています。
「Word」で書くということもあるのですが、IME(Input Method Editor)は、デフォルトの「Microsoft IME」ではなく、一太郎付属「ATOK」を利用しています。
官庁のワープロソフトは、その昔「一太郎」が多く利用されていましたが、現在は、原則として「Microsoft Word」が使われていて、令和3年には農林水産省が一太郎を省内で極力使用しないよう通知し、文科省も「Word」での文書提出を求めるなど、官公庁でのシェアは縮小の一途です。
話を戻して、兵庫県の県民局長が公用パソコンに残したと「される」データが、外部に流出しています。
ワープロファイルに「jtd」という拡張子が付いていて、これは「一太郎」というワープロソフトで作成されたことを意味し、いかにも兵庫県庁職員が使いそうなソフトですから、「本物」である可能性が高いといわれています。
通常なら拡張子は「docx」であり、これば「ワード」で作成された文書です。
ちなみに、表計算ソフトのエクセルなら、拡張子に「xlsx」がつきます
官公庁では、結構「一太郎」で文書を作成する人も多く、官公庁から書式をダウンロードするときは、「ワード文書」でも、「一太郎文書」でもダウンロードができる仕様になっていることがあります。
「一太郎」といえば、1990年代~2000年代にMicrosoft Wordとのシェア争いに敗れたソフトウェアといえます。
その昔、パソコン(Macを除く)のOSといえば、MS-DOSが主流でした。
1995年にWINDOWSが発売され、現在も、WINDOWSが主流となっています。
MS-DOS時代は、ワープロソフトといえば、「松」「一太郎」が主流でした。
特に「一太郎」は、ベストセラーで、発売当初はもちろん、発売後もワゴンに横積みされていました。
「一太郎」のバージョンアップにより、メモリが640KB必要になったとき、拡張スロットに128KBや256KBのメモリを入れて「一太郎」の新バージョンが動くようにするマニアもいたほどです(いずれも、キロバイトです。メガバイトやギガバイトではありません)。
1995年のWINDOWSの発売とともに、「一太郎」もWINDOWS版が発売されるようになりました。
しかし「一太郎」の映画はさほど続かず、Microsoft Wordの台頭により、一太郎は1990年代後半から市場シェアを大きく落とすことになりました。
2000年代に入ると「Word」を含む「Office」が標準装備されているパソコンの販売が当たり前になり、「一太郎」のシェアはさらに大きく落ち込むことになりました。
「Excel」を購入するためには「Word」を含む「Office」を買わなければならず、「Office」には「Excel」の他に「Word」がもれなく付いてくるのですから、わざわざ3万円以上も出して「一太郎」は買わないという人が増えてきて、ワープロソフトは「Word」が標準になったという経緯です。
私は、文章は、原則として「一太郎」で書いています。
拡張子を「jxw」「ctl」「atr」形式にして、テキストデータである「jxw」を「Word」にコピーしています。
「Word」で書くということもあるのですが、IME(Input Method Editor)は、デフォルトの「Microsoft IME」ではなく、一太郎付属「ATOK」を利用しています。
官庁のワープロソフトは、その昔「一太郎」が多く利用されていましたが、現在は、原則として「Microsoft Word」が使われていて、令和3年には農林水産省が一太郎を省内で極力使用しないよう通知し、文科省も「Word」での文書提出を求めるなど、官公庁でのシェアは縮小の一途です。
話を戻して、兵庫県の県民局長が公用パソコンに残したと「される」データが、外部に流出しています。
ワープロファイルに「jtd」という拡張子が付いていて、これは「一太郎」というワープロソフトで作成されたことを意味し、いかにも兵庫県庁職員が使いそうなソフトですから、「本物」である可能性が高いといわれています。