本文へ移動

2025年バックナンバー

雑記帳

ジェット機は自力では前に進めるか

 空港でジェット機が駐機場を出て誘導路に向かうシーンなどでは、機体がトーイングカーと呼ばれる専用車両によって牽引されバックしたのち、前進して出発することが一般的です。

 トーイングカーを使わないプロペラ機などは、出発は自力で前進が基本です。旅客機は「自力では前にしか進めない」のでしょうか。

 実は「自力バック」は物理的には可能です。
 この「自力バック」には、着陸後の減速などに用いる、ジェット機でいうところの「逆噴射」という機能を用います。
 これはエンジンの噴射・推進方向を、後ろではなく、前の方向に変えることで、着陸後の減速などに用います。この大きな推力を持つ装置を停止状態で行えば、当然後ろ向きに推進できるわけです。

 しかし、この自力での後方推進は「パワーバック」ともいわれますが、実際の運用では、ほとんど使われることはありません。
 これは、ひとつには地上車両やグランドハンドリング(機体の地上支援)を行うスタッフなどを巻き込む危険性があること、そして、バックするために「エンジンをいつもと違う方向に吹かす」分、大きな騒音、そして多くの燃料消費が発生してしまうリスクがあるためとされています。
西野法律事務所
〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満2-6-8堂ビル407号
TEL.06-6314-9480
 FAX.06-6363-6355
 
お気軽にご相談下さい
電話による法律相談は行って
おりません(土日祝日休)
9時~12時 1時~5時30分

Since June 5th. 2007

 
TOPへ戻る