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2024年バックナンバー

雑記帳

住宅ローン変動金利を引き上げへ、大手5行 0.15%程度

 令和6年9月26日までに、三菱UFJ銀行など大手5行が、変動型の住宅ローンを借りている人を対象に、令和6年10月から金利を引上げる方針であることが分かりました。
 新しい金利での返済が始まるのは、おおむね3カ月後となります。
 大手5行とは三菱UFJ銀のほか、三井住友銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行です。

 日本銀行が、令和6年7月31日に決めた政策金利の引き上げを受けた措置で、上げ幅は0.15%程度になる見通しです。住宅ローンを借りる人の7割程度は変動金利を選んでいるとされ、金利上昇で多くの家計の負担が増します。
 なお、返済額は増大しますが、5年間は毎月の返済額を維持し、返済期間内で支払いを遅らせる激変緩和措置も用意します。

 住宅ローン変動金利は、銀行が優良企業に融資する際の優遇金利である短期プライムレートに連動します。
 短期プライムレートに一定の金利を上乗せして「基準金利」とし、さらに借りる人の信用力に応じて優遇幅を決めて引き下げ、「適用金利」にすることが多いとされています。

 住宅ローン変動金利が高くなるといっても、従前の金利が安いですから、さしたる影響はないかも知れません。
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