2024年バックナンバー
雑記帳
和歌山~三重つなぐ「新宮紀宝道路」ついに開通 熊野川に「巨大な橋」が誕生
国土交通省の紀南河川国道事務所は、令和6年11月7日、和歌山・三重県境で進められている「新宮紀宝道路」について、令和6年12月7日に開通すると発表しました。
新宮北ICから川を渡り、紀宝鵜殿ICを越えて紀宝ICで国道42号につながるところまでの約2.4kmです。事業費は500億円です。
新宮紀宝道路は、いわゆる「紀伊半島ぐるり一周道路」の一環です。
当初は、壮大に思われたこの計画も、今や、近畿道の紀伊田辺ICから南下して、最南端・串本の手前の周参見(すさみ)まで到達し、三重県側も、伊勢道・紀勢道から南下して、熊野市内まで到達しました。
新宮市と三重県紀宝町は、熊野川(新宮川)河口部で隔てられていますが、この河口部を丸ごと長大橋梁「熊野川河口大橋」で渡っていく2車線道路です。
あとは、来年春開通予定で事業費1870億円のすさみ・串本道路、令和3年12月起工・2020年代に開通予定の事業費900億円の串本・太地道路で、紀伊半島すべてが高速道路と自動車専用道路で結ばれます。
太っ腹なことに、和歌山ICから紀伊田辺ICは有料ですが、その余の現在開通している区間は高速料金が不要だそうです。
和歌山県最初の高速道路である、大阪府阪南ICから和歌山ICを通って和歌山県海南ICの開通が昭和49年ですから、ずいぶんかかりました。
悪夢の民主党政権の事業仕分けの名の下に、国の予算で事業化されていた近畿自動車道紀勢線の御坊IC・みなべIC間(21.4キロ)と、みなべIC・南紀田辺IC間(5.8キロ)の4車線化工事が「着工見合わせ」になり、また、すさみIC・串本IC間や、今回の新宮紀宝道路の事業化などが危ぶまれした。
民主党政権が倒れたあとに、御坊IC・みなべIC間と、みなべIC・南紀田辺IC間の4車線か工事が始まり、すさみ・串本間、串本・太地間、今回の新宮紀宝道路の事業化がなされ、開通あるいは着工がなされています。
私は、和歌山市に住んでいた時代でも、母親の出身地であり、母方の親戚が多く住む大阪市へは頻繁に行っていましたが、南の方は、みなべ町(旧南部川村)の本家筋の親戚宅(ちなみに、私の本籍は、みなべ町においたままです)は正月と盆の年2回、あとは白浜温泉と勝浦温泉に旅行に行くくらいでした。
他は、全く行った記憶がありません。小学校に入る前の那智の滝をバックにした白黒の家族写真が残っていますが、記憶にはありません。
今年、熊野大社、速玉大社、那智大社と那智の滝を1日で回るというツアーに参加しましたが、大阪から白浜までは特急くろしお(2時間半)、白浜から熊野大社、熊野大社から速玉大社、速玉大社から那智大社と那智の滝、那智大社と那智の滝から紀伊勝浦まではバス、紀伊勝浦から大阪まで特急くろしお(4時間)という強行軍のツアーでしたが、確かに、世界遺産の熊野古道の3社と那智の滝は、インバウンド(西洋人が多めで、アジア系は少数でした)を含めて激混みでしたが、それ以外は、人が「まばら」という感じでした。
ちなみに、選挙区間中ですから、世耕衆院議員と二階Jrのポスターが掲示板に並んでいました。
新宮北ICから川を渡り、紀宝鵜殿ICを越えて紀宝ICで国道42号につながるところまでの約2.4kmです。事業費は500億円です。
新宮紀宝道路は、いわゆる「紀伊半島ぐるり一周道路」の一環です。
当初は、壮大に思われたこの計画も、今や、近畿道の紀伊田辺ICから南下して、最南端・串本の手前の周参見(すさみ)まで到達し、三重県側も、伊勢道・紀勢道から南下して、熊野市内まで到達しました。
新宮市と三重県紀宝町は、熊野川(新宮川)河口部で隔てられていますが、この河口部を丸ごと長大橋梁「熊野川河口大橋」で渡っていく2車線道路です。
あとは、来年春開通予定で事業費1870億円のすさみ・串本道路、令和3年12月起工・2020年代に開通予定の事業費900億円の串本・太地道路で、紀伊半島すべてが高速道路と自動車専用道路で結ばれます。
太っ腹なことに、和歌山ICから紀伊田辺ICは有料ですが、その余の現在開通している区間は高速料金が不要だそうです。
和歌山県最初の高速道路である、大阪府阪南ICから和歌山ICを通って和歌山県海南ICの開通が昭和49年ですから、ずいぶんかかりました。
悪夢の民主党政権の事業仕分けの名の下に、国の予算で事業化されていた近畿自動車道紀勢線の御坊IC・みなべIC間(21.4キロ)と、みなべIC・南紀田辺IC間(5.8キロ)の4車線化工事が「着工見合わせ」になり、また、すさみIC・串本IC間や、今回の新宮紀宝道路の事業化などが危ぶまれした。
民主党政権が倒れたあとに、御坊IC・みなべIC間と、みなべIC・南紀田辺IC間の4車線か工事が始まり、すさみ・串本間、串本・太地間、今回の新宮紀宝道路の事業化がなされ、開通あるいは着工がなされています。
私は、和歌山市に住んでいた時代でも、母親の出身地であり、母方の親戚が多く住む大阪市へは頻繁に行っていましたが、南の方は、みなべ町(旧南部川村)の本家筋の親戚宅(ちなみに、私の本籍は、みなべ町においたままです)は正月と盆の年2回、あとは白浜温泉と勝浦温泉に旅行に行くくらいでした。
他は、全く行った記憶がありません。小学校に入る前の那智の滝をバックにした白黒の家族写真が残っていますが、記憶にはありません。
今年、熊野大社、速玉大社、那智大社と那智の滝を1日で回るというツアーに参加しましたが、大阪から白浜までは特急くろしお(2時間半)、白浜から熊野大社、熊野大社から速玉大社、速玉大社から那智大社と那智の滝、那智大社と那智の滝から紀伊勝浦まではバス、紀伊勝浦から大阪まで特急くろしお(4時間)という強行軍のツアーでしたが、確かに、世界遺産の熊野古道の3社と那智の滝は、インバウンド(西洋人が多めで、アジア系は少数でした)を含めて激混みでしたが、それ以外は、人が「まばら」という感じでした。
ちなみに、選挙区間中ですから、世耕衆院議員と二階Jrのポスターが掲示板に並んでいました。
右上のイラストを見てください。国道42号線は、南海トラフ発生のとき寸断されます。能登半島と同じですね。
紀伊半島の和歌山市との周辺市を除けば、たとえ人が「まばら」でも、高速道路がないと、南海トラフ地震が発生したとき、能登半島のような悲惨なことになりますから、紀伊半島一周の高速道路は必要でしょう。
逆に、昭和53年10月2日に和歌山駅と新宮駅間の電化が完成していますが、高速道路の延伸と4車線化により、白浜以南のJRの経営が悪化しています。車やバスが便利になりました。
私が生きているうちは実現しない、遠い先の話ですが、JR線の廃線になる可能性もでてきました。
私が生きているうちは実現しない、遠い先の話ですが、JR線の廃線になる可能性もでてきました。