2024年バックナンバー
雑記帳
令和7年春のセンバツ、98年ぶり「大阪勢ゼロ」の危機
令和6年の高校野球は、近畿大会は東洋大姫路(兵庫)が決勝で智弁和歌山(和歌山)
を下して優勝しました。ベスト4には天理(奈良)、市立和歌山商業(和歌山)が名を連ねました。
近畿勢のセンバツ出場枠は6校です。
東洋大姫路(兵庫)、智弁和歌山(和歌山)、天理(奈良)、市立和歌山商業(和歌山)のベスト4はセンバツ出場確実で、残り2校は大阪学院大高校(大阪)、滋賀学園(滋賀)、滋賀短大附属(滋賀)、立命館宇治(京都)のベスト8から選ばれるのが通例です。
滋賀県大会で優勝し、大阪桐蔭を倒した滋賀学園が一歩リードとみられ、市立和歌山商業にコールド負けした立命館宇治は落選でしょう。
残り1枠は大阪学院大高校と滋賀短大附属との比較になりそうです。
大阪学院大高校は、たとえ得点が0で完封負けしたとはいえ、敗れた東洋大姫路が優勝したことは追い風といえます。
一方、滋賀短大附属は、初戦で大阪1位の履正社を破っているのは大きいといえます。ただ滋賀学園が選ばれた場合、地域性のバランスが大きな壁となってくるかもしれません。
さまざまな面から選考が行われ、大阪勢の出場がゼロとなった場合は第4回大会(1927年)以来、98年ぶりの「事件」となります。
昭和になって初めて開催された第4回大会は、大正天皇の崩御で、国民が喪に服するということで出場校は前回の半数のわずか8校で、近畿からは関西学院中学(兵庫)、和歌山中学(和歌山。現桐蔭高校)の2校のみが出場し、和歌山中学が優勝しました。
大阪勢が出なかったのは、選抜高校野球の100年の歴史の中でこの大会だけとなっています。
近畿王者の東洋大姫路は、令和6年10月20日に開幕する明治神宮大会に出場します。
ここで優勝すれば、選抜の神宮大会枠1が近畿に与えられ、一般枠と合わせて7校出場となります。この場合、大院大高と滋賀短大付の両校が選ばれそうです。
98年ぶり「大阪勢ゼロ」の危機とはいいながら、地域性を考えれば、なんだかんだと理屈補つけて、大阪学院大高校が選ばれると思います。
を下して優勝しました。ベスト4には天理(奈良)、市立和歌山商業(和歌山)が名を連ねました。
近畿勢のセンバツ出場枠は6校です。
東洋大姫路(兵庫)、智弁和歌山(和歌山)、天理(奈良)、市立和歌山商業(和歌山)のベスト4はセンバツ出場確実で、残り2校は大阪学院大高校(大阪)、滋賀学園(滋賀)、滋賀短大附属(滋賀)、立命館宇治(京都)のベスト8から選ばれるのが通例です。
滋賀県大会で優勝し、大阪桐蔭を倒した滋賀学園が一歩リードとみられ、市立和歌山商業にコールド負けした立命館宇治は落選でしょう。
残り1枠は大阪学院大高校と滋賀短大附属との比較になりそうです。
大阪学院大高校は、たとえ得点が0で完封負けしたとはいえ、敗れた東洋大姫路が優勝したことは追い風といえます。
一方、滋賀短大附属は、初戦で大阪1位の履正社を破っているのは大きいといえます。ただ滋賀学園が選ばれた場合、地域性のバランスが大きな壁となってくるかもしれません。
さまざまな面から選考が行われ、大阪勢の出場がゼロとなった場合は第4回大会(1927年)以来、98年ぶりの「事件」となります。
昭和になって初めて開催された第4回大会は、大正天皇の崩御で、国民が喪に服するということで出場校は前回の半数のわずか8校で、近畿からは関西学院中学(兵庫)、和歌山中学(和歌山。現桐蔭高校)の2校のみが出場し、和歌山中学が優勝しました。
大阪勢が出なかったのは、選抜高校野球の100年の歴史の中でこの大会だけとなっています。
近畿王者の東洋大姫路は、令和6年10月20日に開幕する明治神宮大会に出場します。
ここで優勝すれば、選抜の神宮大会枠1が近畿に与えられ、一般枠と合わせて7校出場となります。この場合、大院大高と滋賀短大付の両校が選ばれそうです。
98年ぶり「大阪勢ゼロ」の危機とはいいながら、地域性を考えれば、なんだかんだと理屈補つけて、大阪学院大高校が選ばれると思います。
大阪勢がでない選抜は寂しいですね。
大阪府0、和歌山県2ならともかく、大阪府0、滋賀県2では、いかにもすわりが悪いですね。
ちなみに、夏の甲子園での優勝回数と順位は、1位大阪14回、2位和歌山8回、春の甲子園での優勝回数と順位は、1位大阪12回、5位和歌山5回です(ともに、令和6年現在)。