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2024年バックナンバー

雑記帳

タコの価格高騰で庶民の味にも影響

 タコの価格が高騰しています。
 総務省の令和6年9月の小売物価統計によると、マグロは100gあたり499円、一方でタコは100gあたり507円と、マグロを8円上回る価格となりました。
 高級魚のイメージのあるマグロを、安価なイメージのタコが超えたということになります。
 10年前と比べるとタコの価格は2倍以上になっているそうです。

 国内で消費されるマダコは、モーリタニアやモロッコなど西アフリカ産が大半を占めています。西アフリカ産のタコは、手頃な価格に加え、赤色がきれいで、身が軟らかいことから定番の売れ筋商品でした。
 値上がりの理由について、不漁に加え、欧米での需要が伸びて産地価格がつり上がっているそうです。
 イカやタコは、食用とする地域は東アジアとイタリアやスペインなど地中海沿岸、およびラテンアメリカの沿岸部に限られていました。特に、タコは、かつて悪魔の魚(devil fish)と呼ばれて嫌われていたこともあり、北ヨーロッパの現地料理ではほとんど見られませんでした。しかし最近では寿司が日本国外でも普及していることにより、イカやタコも、ヨーロッパやアメリカなどで普通に食べられることが多くなっているそうです。
 また、当然、円安による輸入価格の高騰があります。

 また、輸入のタコの高騰で国産の引き合いが強まっていますが、ブランド品として名高い兵庫産の「明石ダコ」が不漁に見舞われているほか、昨年が豊漁だった宮城産も、今年は水揚げが振るわないと供給状況は良くないそうです。海水温というより、タコのエサとなるエビ・アサリが少ないそうですね。

 今、街なかのお店でたこ焼きを買う場合、今はいくらくらいでしょうか。
 私は、あまり食べなくなりましたが、少しこぎれいな店で買うと、8個で税込み800円くらいだそうです。もっとあがっているかも知れません。
 1個100円ですか。高くなりましたね。
 私は、令和6年11月に台湾に行ってきましたが、小籠包が1個100円くらいでした。

 自宅でつくることもなくなりました。たこ焼き器は、家のどこかにあるはずですが、使い物にならなくなっているでしょう。
 ただ、原材料は、小麦粉と、タコ、天かす、ネギ、紅ショウガですから、タコを除いてそんなに原材料費はかからなさそうです。

 その昔は、お小遣いが1日10円、たこ焼きが3個10円、3日お小遣いを貯めると9個食べられましたが・・・


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