2024年バックナンバー
雑記帳
蛍の光
「蛍の光」 は、スコットランドの民謡「オールド・ラング・サイン」を原曲とした日本の編曲唱歌です。日本語の訳詞は稲垣千頴によります。
卒業ソングの定番曲ですし、デパートやスーパーなどの閉店間近の合図の曲となっています。
通常歌われるのは、1番と2番です。
1番2番の歌詞は「別れの歌」、3番4番の歌詞は「国防の歌」です。
現在は、国防の歌の部分は関係がないので省略されています。
1番 蛍の光、窓の雪
書(ふみ)読む月日、重ねつつ
何時しか年も、すぎの戸を
開けてぞ今朝は、別れ行く
2番 止まるも行くも、限りとて
互に思ふ、千萬(ちよろず)の
心の端を、一言に
幸くと許り(ばかり)、歌うなり
3番 筑紫の極み、陸の奥(みちのおく)
海山遠く、隔つとも
その眞心は、隔て無く
一つに尽くせ、国の為
4番 千島の奥も、沖縄も
八洲(やしま)の内の、護りなり
至らん国に、勲しく
努めよ我が背、恙無く(つつがなく)
ちなみに、日露戦争後は「千島の奥も、沖縄も」が「台湾のはても、樺太も」となっていた時期があったそうです(北海道立図書館所蔵「新選 北海道小学唱歌 尋常三年用」京文社1933年発行などより)。「台湾のはても」は、1字余って歌いにくいですね。
卒業ソングの定番曲ですし、デパートやスーパーなどの閉店間近の合図の曲となっています。
通常歌われるのは、1番と2番です。
1番2番の歌詞は「別れの歌」、3番4番の歌詞は「国防の歌」です。
現在は、国防の歌の部分は関係がないので省略されています。
1番 蛍の光、窓の雪
書(ふみ)読む月日、重ねつつ
何時しか年も、すぎの戸を
開けてぞ今朝は、別れ行く
2番 止まるも行くも、限りとて
互に思ふ、千萬(ちよろず)の
心の端を、一言に
幸くと許り(ばかり)、歌うなり
3番 筑紫の極み、陸の奥(みちのおく)
海山遠く、隔つとも
その眞心は、隔て無く
一つに尽くせ、国の為
4番 千島の奥も、沖縄も
八洲(やしま)の内の、護りなり
至らん国に、勲しく
努めよ我が背、恙無く(つつがなく)
ちなみに、日露戦争後は「千島の奥も、沖縄も」が「台湾のはても、樺太も」となっていた時期があったそうです(北海道立図書館所蔵「新選 北海道小学唱歌 尋常三年用」京文社1933年発行などより)。「台湾のはても」は、1字余って歌いにくいですね。