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雑記帳

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65歳以上の高齢者、過去最多に 総務省推計、4人に1人が就業

 総務省が、令和6年9月15日公表した人口推計によりますと、令和6年9月15日時点での推計で、日本の65歳以上の高齢者は前年比2万人増の3625万人と過去最多を更新しました。
 65歳以上のうち女性が2053万人で、男性の1572万人を481万人上回わりました。
 80歳以上は1290万人で総人口の10.4%。2年連続で10%を超えました。

 主要国の高齢化率を比較すると、日本はイタリア(24.6%)やポルトガル(24.5%)などを上回りトップでした。というより、世界一でしょう。
 国立社会保障・人口問題研究所の推計では、第2次ベビーブーム(昭和46年~昭和49年)世代が65歳以上となる令和22年には34.8%まで上昇する見通しです。

 総人口に占める割合も過去最高の29.3%で、働く高齢者も増えていて、4人に1人が就業しています。
 総務省の労働力調査によると、令和5年の65歳以上の就業者は過去最多の914万人で、全就業者の13.5%です。働く高齢者は4人に1人で、65歳~69歳に限れば2人に1人となっています。

 ちなみに、韓国統計庁が、令和3年7月27日発表した「経済活動人口調査 高齢層付加調査」によりますと、韓国では65~79歳の4割強が就業しており、就業の最大の理由は生活費の補填という経済的な理由です。

 65歳以上の働いている人は、日本が29.3%、韓国が40%以上ということですから、日本の年金制度は、なんだかんだ言っても優れているということでしょう。
 韓国と比べるとの話ですが。
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