本文へ移動

雑記帳

雑記帳

イタリア「トレビの泉」で事前予約制を検討 オーバーツーリズム対策

 イタリア・ローマの観光名所「トレビの泉」について、ローマ市がオーバーツーリズム対策として、事前予約制や人数制限の導入を検討しているとロイター通信が報じました。
 イタリア・ローマの「トレビの泉」は、泉に背を向けてコインを投げ入れるとローマを再び訪問できるという言い伝えで知られる人気の観光名所です。
 ローマの観光名所は、オードリーヘップバーン主演のローマの休日で取り上げられたところが多いですね。

 ロイター通信によりますと、ローマ市は多すぎる観光客への対策として、トレビの泉へのアクセス制限を検討していますが、事前予約制や、時間ごとに人数制限を設ける案が出ているということです。
 また、観光担当の評議員は現地メディアに対し、「観光客から1ユーロ(約160円)の入場料を徴収することにも賛成だ」と話しています。

 イタリアといえば、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会が、修復後の「最後の晩餐」を完全予約制にしています。
 ドイツに留学していたときに、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にいったとき、何の予約もなく、入場料もとられず、修復中の「最後の晩餐」を観ることができた記憶があります。
 修復後、予約の上で、修復後の「最後の晩餐」を観たことがあります。
 時間制限あり、完全入替制という映画館のようなシステムでした。もっとも、運のいい人はいるようで、キャンセル待ちの列に並んだ間もなしに、キャンセルがあったのでしょう、すぐに入場できていた旅行者がいました。
 どうしても、予約なしに観たい人は、2、3日前でも、ガイド付きツアーに参加すると、料金はびっくりするほど取られますが、観ることができます。

 来年のゴールデンウィークに、ミラノ、フィレンツェ、ローマを旅行しますが、ガイドブックをみると、ミラノの最後の晩餐はもちろん、フィレンツェのウフィッツィ美術館、ローマのバチカン美術館などが、予約必須となっていました。
 1年前から予約ができるようなので、そろそろ予約をしようかと思っています。

 そういえば、今年のゴールデンウィークにパリに行ったとき、予約がなしでいったところ、予約なしでも入館できるのですが、ルーブル美術館やオルセー美術館で延々と並ばされた記憶があります。オランジェリー美術館は、人気がないのか、さほど待つこともありませんでした。
 アムステルダムの国立美術館やゴッホ美術館は、完全予約制ということがわかっていましたので、日本にいるときに、旅行予約サイトで入場券を購入し(予約手数料込)を支払い、QRコードをみせて入場しました。

 美術館はわかるのですが、「トレビの泉」の事前予約制や人数制限というのは驚きですね。


TOPへ戻る