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　イギリス政府は、令和６年８月２９日、イギリスの加入で１２カ国の枠組みに広がる環太平洋連携協定（ＴＰＰ）が、令和６年１２月１５日までに発効する見通しになったと発表しました。

　ＴＰＰへの新規加入には、既に加盟している６か国以上の同意が必要ですが、ペルーの国内手続きが完了し、協定発効に必要な英国と他の参加６か国以上による批准が済んだとしています。
　ＴＰＰが平成３０年末に発効してからの新規加入は初めてです。
　日本など既存の参加国は、令和５年７月に英国の加入を正式に承認していました。　

　イギリスは、経済規模が大きいだけでなく、Ｇ７メンバーです。
　また、強力な軍事力を保持している英国のイギリスのＴＴＰ加盟は、強大な軍事力と経済力で周辺国を威嚇し続ける中国と対峙するためにも、有利に働きます。