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雑記帳

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大阪弁護士会のコンピュータウィルスの感染

 大阪弁護士会も、コンピュータウィルスが浸入し、eラーニングサイト(弁護士会館でなされた新法の解説、法改正の解説、裁判官による実務運営、弁護士倫理研修などの講演は録音録画されていますが、日程の都合上、講演を聞けなかった大阪弁護士会会員が、事務所のパソコンから講演を聴けるサイトです。なお、大阪弁護士会の弁護士は、年間10時間の講演を聴く義務が課されています)が、やられたようです。

 最初に、eラーニングサイト使用停止の案内がきました。

「大阪弁護士会eラーニングサイト」の利用停止について
 去る7月4日、当会のeラーニングサイトの管理を委託している業者のWebサーバーに対してサイバー攻撃が行われたことが判明し、その後の調査の結果、委託業者のサーバーがマルウェアに感染したことが確認されましたので、eラーニングサイトをご利用いただけない状態となりました。
 現在、委託業者においてeラーニングシステムの再構築を検討しているところですが、相当の期間を要する見込みであるために、2か月後を目途として、一部の研修に限定した暫定サービスを開始したいとの申し入れを受けています。また、当会としても、eラーニングサイトに替わる他の研修受講手段の検討を進めているところですので、その内容が固まり次第、追ってご案内いたします。
 会員の皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
 なお、委託業者に確認したところ、現時点において、委託業者のWebサーバーから個人情報その他の情報(会員名、メールアドレス、履修履歴等)が流出した事実は確認されていないとのことですので、併せてお知らせいたします。

 次に、暫定的な再開の案内がきました。

「eラーニング」についてのお知らせ
1 個人情報の流出について
 eラーニングサイトの管理を委託しているNTT ExCパートナー社(以下「NTT」といいます。)から、サイバー攻撃を受けたサーバーのログ解析を進めた結果、会員の氏名、メールアドレス、履修履歴等の個人情報が流出した形跡は見当たらなかった、との最終報告を受けています。
2 今後の予定等
(1)暫定サイトの開始
   2024年9月下旬から、暫定サイト「eラーニングサービス LStep」を開始する予定です。「LStep」とは、NTT が運用するクラウド型eラーニングサービスの名称です。
   60講座からスタートさせて、その後、50講座を追加する予定です。
(2) eラーニングサイトの復旧時期
   現在、eラーニングサイトを復旧させるか、「LStep」の本格運用に切り替えるか等の比較検討を行っています。eラーニングサイトを復旧させる場合は、2025年3月ころになる見込みです。
(3)日弁連の暫定サイトのご案内(継続研修の単位取得の対象)
   日弁連の会員専用内のeラーニングサイト(暫定サイト)において、研修動画をYouTube(限定公開)で配信しています。
   上記の研修を受講した場合には、継続研修受講報告書を提出するか、特別サイトに必要事項を入力すれば、当会の継続研修の履修単位(10単位)として認定されることになります。
   詳細は、当会会員専用サイトの2024年8月26日(月)のお知らせ「日弁連総合研修サイト暫定サイトについて」をご参照ください。


 一度ウィルスに感染すると、大変な手間と金がかかるということがよくわかります。
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