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雑記帳
海自の巨艦「いずも」が先頭「多国籍の大艦隊」画像が公開 イタリア空母も参加
海上自衛隊は、令和6年8月30日、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、オーストラリア海軍、イタリア海軍、ドイツ海軍、フランス海軍との共同訓練「ノーブル・レイブン24-3」を開催したと発表し、その様子を画像で公開しました。
共同訓練は、令和6年8月27日から29日にかけ、関東南方から沖縄東方の日本近海で実施したとのことで、対空戦や実艦的対潜訓練など、各種戦術訓練を行ったとしています。
海上自衛隊は、護衛艦「いずも」(軽航空母艦への改装中のヘリ空母)「おおなみ」(汎用護衛艦)、潜水艦、P-1哨戒機が参加しました。
オーストラリア海軍の駆逐艦「シドニー」、イタリア海軍の軽空母「カブール」、フリゲート艦「アルピーノ」、哨戒艦「モンテクッコリ」、ドイツ海軍のフリゲート艦「バーデン・ヴュルテンベルク」、補給艦「フランクフルト・アム・マイン」、フランス海軍のフリゲート艦「ブルターニュ」も加わり、多国籍の艦艇が一堂に会したようです。
現在、世界中のどこの軍にも「戦艦」は存在しません。
空母は、戦闘機(固定翼の戦闘機。可変翼の戦闘機=ヘリコプター)が離発着できる艦船です。
巡洋艦、駆逐艦、フリゲート艦、コルベット艦の区別は、総排水量の大きい順に巡洋艦、駆逐艦、フリゲート艦、コルベット艦と呼ばれます。
巡洋艦は、艦隊防空能力、水上打撃力、対潜能力、陸上攻撃能力などを備え、排水量5000トン以上で、速力(30ノット以上)、航続力に優れます。
駆逐艦は対空・対潜能力を兼ね備えた5000トン程度の比較的小型の軍艦で、速力、航続力、機動力、汎用性が高く、揚陸部隊、補給部隊、商船団等の護衛をします。
フリゲート艦は、駆逐艦より小型で、対空能力が若干小さい水上戦闘艦です。
コルベット艦は、フリゲートよりも小型の軍艦となります。
ジグムント次期日本大使は、令和6年8月の開会式において、日本とドイツだけでなくイタリア、フランス、アメリカの5か国艦船が集結して多国間演習を行う予定であることを明らかにしました。
また、ジグムント次期大使は、式典時のあいさつで自衛隊とドイツ軍が物資などを融通する「物品役務相互提供協定(ACSA)」についても言及し、「両国の協力をさらに強化するもの」と評価したうえ、「ルールに基づく国際秩序を維持するためには、日本との協力はこれまで以上に重要だ。同時にインド太平洋地域における私たちの関与は、欧州における安全保障のコミットメントの高まりに組み込まれている」と話しました。また、「ドイツ海軍の日本における新たなプレゼンスは、我々の安全保障政策における関係の継続的な拡大の一環だ。相互運用性を強化するため海上自衛隊との合同演習を実施しているほか、ドイツ、日本、フランス、アメリカ、イタリアの艦船が参加する多国間演習も予定している」、また「ドイツは平和的紛争解決や国際法順守の原則などが欧州だけでなく、インド太平洋地域でも維持されることに強い関心を持っている」と述べつつ、「ドイツのフリゲート艦は国連の対北朝鮮制裁の海上監視に参加している。北朝鮮の核ミサイル開発に対する国連制裁を順守することの中心にあるのは、国際的なルールを守ること。朝鮮半島の情勢は日本だけでなく、他国でも懸念されている」と述べました。
なお、共同訓練には参加していませんが、横須賀にはカナダとニュージーランドの軍艦も寄港していました。
国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船の瀬取りを含む違法な海上活動に対する警戒監視活動は、海自横須賀基地に寄港していたカナダ海軍フリゲート「バンクーバー」やニュージーランド海軍の補給艦「アオテアロア」なども実施しており、これにヨーロッパから遠征してきたドイツ艦隊も加わることになります。
共同訓練は、令和6年8月27日から29日にかけ、関東南方から沖縄東方の日本近海で実施したとのことで、対空戦や実艦的対潜訓練など、各種戦術訓練を行ったとしています。
海上自衛隊は、護衛艦「いずも」(軽航空母艦への改装中のヘリ空母)「おおなみ」(汎用護衛艦)、潜水艦、P-1哨戒機が参加しました。
オーストラリア海軍の駆逐艦「シドニー」、イタリア海軍の軽空母「カブール」、フリゲート艦「アルピーノ」、哨戒艦「モンテクッコリ」、ドイツ海軍のフリゲート艦「バーデン・ヴュルテンベルク」、補給艦「フランクフルト・アム・マイン」、フランス海軍のフリゲート艦「ブルターニュ」も加わり、多国籍の艦艇が一堂に会したようです。
現在、世界中のどこの軍にも「戦艦」は存在しません。
空母は、戦闘機(固定翼の戦闘機。可変翼の戦闘機=ヘリコプター)が離発着できる艦船です。
巡洋艦、駆逐艦、フリゲート艦、コルベット艦の区別は、総排水量の大きい順に巡洋艦、駆逐艦、フリゲート艦、コルベット艦と呼ばれます。
巡洋艦は、艦隊防空能力、水上打撃力、対潜能力、陸上攻撃能力などを備え、排水量5000トン以上で、速力(30ノット以上)、航続力に優れます。
駆逐艦は対空・対潜能力を兼ね備えた5000トン程度の比較的小型の軍艦で、速力、航続力、機動力、汎用性が高く、揚陸部隊、補給部隊、商船団等の護衛をします。
フリゲート艦は、駆逐艦より小型で、対空能力が若干小さい水上戦闘艦です。
コルベット艦は、フリゲートよりも小型の軍艦となります。
ジグムント次期日本大使は、令和6年8月の開会式において、日本とドイツだけでなくイタリア、フランス、アメリカの5か国艦船が集結して多国間演習を行う予定であることを明らかにしました。
また、ジグムント次期大使は、式典時のあいさつで自衛隊とドイツ軍が物資などを融通する「物品役務相互提供協定(ACSA)」についても言及し、「両国の協力をさらに強化するもの」と評価したうえ、「ルールに基づく国際秩序を維持するためには、日本との協力はこれまで以上に重要だ。同時にインド太平洋地域における私たちの関与は、欧州における安全保障のコミットメントの高まりに組み込まれている」と話しました。また、「ドイツ海軍の日本における新たなプレゼンスは、我々の安全保障政策における関係の継続的な拡大の一環だ。相互運用性を強化するため海上自衛隊との合同演習を実施しているほか、ドイツ、日本、フランス、アメリカ、イタリアの艦船が参加する多国間演習も予定している」、また「ドイツは平和的紛争解決や国際法順守の原則などが欧州だけでなく、インド太平洋地域でも維持されることに強い関心を持っている」と述べつつ、「ドイツのフリゲート艦は国連の対北朝鮮制裁の海上監視に参加している。北朝鮮の核ミサイル開発に対する国連制裁を順守することの中心にあるのは、国際的なルールを守ること。朝鮮半島の情勢は日本だけでなく、他国でも懸念されている」と述べました。
なお、共同訓練には参加していませんが、横須賀にはカナダとニュージーランドの軍艦も寄港していました。
国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船の瀬取りを含む違法な海上活動に対する警戒監視活動は、海自横須賀基地に寄港していたカナダ海軍フリゲート「バンクーバー」やニュージーランド海軍の補給艦「アオテアロア」なども実施しており、これにヨーロッパから遠征してきたドイツ艦隊も加わることになります。