2024年バックナンバー
雑記帳
ドイツの州議会選挙
令和6年9月1日に、旧東ドイツのザクセン州と、テューリンゲン州で、議会選挙が実施されました。
議席数は以下のとおりです。
(Sachsen州)
CDU41議席・保守
AfD40議席・右派
Linke6議席・左派
BSW15議席・左派
SPD 10議席・中道左派(連邦議会政権与党)
Grüne7議席・環境政党(連邦議会政権与党)
Freie Wähler 1議席・ その他
(Thüringen州)
AfD32議席・右派
CDU23議席・保守
BSW15議席・左派
Die Linke 3議席・左派
SPD 6議席・中道左派(連邦議会政権与党)
旧東ドイツの州の議会選挙には特殊事情があります。
1つは、旧東ドイツですから、旧共産党系の政党が議席をもっていること、もう1つは、旧東ドイツは、旧西ドイツとの経済格差が是正されておらず、収入に恵まれていませんから、移民が多くなりすぎると、自分の給与も移民につられて低くなりがちなことから、移民反対をスローガンとする政党に票が集まりがちという傾向があります。
しかし、ザクセン州の議席のうち、連邦議会の政権与党の議席数が120議席中17議席、テューリンゲン州の議席のうち、連邦議会の政権与党の議席数が79議席中6議席というのは偏りすぎているといえます。
令和7年9月実施予定の連邦議会選挙で、ショルツ首相のSPD、ベアボック外相の緑の党、あとFDPの3党が、過半数を占めて、政権が継続するという見込みは低くなったといえるでしょう。
ドイツの経済は、フォルクスワーゲン社が、国内従業員を解雇しなければならなくなったということが象徴するように、悪化の一途をたどっています。
また、ドイツのインフレは、日本のインフレとは一緒にできないほど深刻です。
現在のSPD、緑の党、FDPの連邦議会議員選挙後の議席数をあわせても、過半数にはとどかない見込みです。
議席数は以下のとおりです。
(Sachsen州)
CDU41議席・保守
AfD40議席・右派
Linke6議席・左派
BSW15議席・左派
SPD 10議席・中道左派(連邦議会政権与党)
Grüne7議席・環境政党(連邦議会政権与党)
Freie Wähler 1議席・ その他
(Thüringen州)
AfD32議席・右派
CDU23議席・保守
BSW15議席・左派
Die Linke 3議席・左派
SPD 6議席・中道左派(連邦議会政権与党)
旧東ドイツの州の議会選挙には特殊事情があります。
1つは、旧東ドイツですから、旧共産党系の政党が議席をもっていること、もう1つは、旧東ドイツは、旧西ドイツとの経済格差が是正されておらず、収入に恵まれていませんから、移民が多くなりすぎると、自分の給与も移民につられて低くなりがちなことから、移民反対をスローガンとする政党に票が集まりがちという傾向があります。
しかし、ザクセン州の議席のうち、連邦議会の政権与党の議席数が120議席中17議席、テューリンゲン州の議席のうち、連邦議会の政権与党の議席数が79議席中6議席というのは偏りすぎているといえます。
令和7年9月実施予定の連邦議会選挙で、ショルツ首相のSPD、ベアボック外相の緑の党、あとFDPの3党が、過半数を占めて、政権が継続するという見込みは低くなったといえるでしょう。
ドイツの経済は、フォルクスワーゲン社が、国内従業員を解雇しなければならなくなったということが象徴するように、悪化の一途をたどっています。
また、ドイツのインフレは、日本のインフレとは一緒にできないほど深刻です。
現在のSPD、緑の党、FDPの連邦議会議員選挙後の議席数をあわせても、過半数にはとどかない見込みです。