雑記帳
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金、銀、銅のメダルを獲得した時の満足度
パリオリンピックで、日本のメダルラッシュが続いています。メダルが期待されていた種目が先に来ている関係で、暫定一位という信じられない位置にいます。
いずれ、7位か8位くらい、落ち着くところに落ち着くでしょう。
いずれ、7位か8位くらい、落ち着くところに落ち着くでしょう。
シルバーコレクター
ある心理学者が、アスリートへ行った調査で、金、銀、銅のメダルを獲得した時の満足度を質問したそうです。
普通なら金>銀>銅という順番を考えてしまいますね。
しかし、現実は、実際は金>銅>銀の順番で満足度が高いという調査結果が出ました。
理由はなぜでしょう。
満足度というのはメダルを獲得した人が何を対象にしているかという部分が大きいからといわれています。
金メダルを獲得した人が一番満足度が高いのは当然でしょう。
銅メダリストが銀メダリストよりも満足度が高いのはどうしてでしょうか。
銅メダリストが自身の達成感を得るために比較する対象が、メダルを獲得できなかった他のアスリートだからといわれています。
滑り込みとはいえ、メダルを獲得し、表彰台に上ったということで満足が大きいわけです。
もちろん金メダルや銀メダルが欲しかったでしょうが、メダルなし、表彰台に上れずというよりよいと考える傾向にあるようです。
銀メダリストというのは、すぐそばに比較対象として金メダルリストがいます。
あと一歩で金メダルを獲得できたかもしれません。メダルを獲得できたことに変わりはないのですが、あと一歩で金メダルに近いところまで来れらたのに、金メダルをとれなかったことになります。
メダル獲得が出来たこと自体よりも、あと一歩届かなかったという悔しさが、金メダリストと自分自身を比較することで、満足度が低くなるようです。