2024年バックナンバー
雑記帳
就職氷河期世代の年金額
政府の推計によると、氷河期世代にあたる昭和45年度生まれの50歳の人が65歳時点で受け取る年金額は、現在の物価水準ベースで、全体の39.1%が月10万円未満となり、うち、18.1%が月7万円未満、5.7%は月5万円未満になる可能性があるそうです。
逆にいえば、60.9%は年金額が10万円以上、多少マクロ経済スライドにより減額することがあっても、40年国民年金を掛けたとして、月額は6万5900円になりますから、厚生年金が多少ある=正社員として働いている期間があるということになります。
正規雇用の機会を逃したため、非正規雇用が長く続き、労使折半の厚生年金加入期間が短くなったため、他の世代より、少なくなっています。
理屈の上では、労使折半の厚生年金を貯金に回していれば、それなりの金額が貯金できたのでしょうが、非正規雇用者の給与は高くありません。
シンクタンクの総合研究開発機構(NIRA)は、平成20年、平成5年から約10年の間に学卒・就職活動を迎えた就職氷河期の非正規雇用の労働者が老後(65歳以上)を迎えた場合、77万4000人が生活保護受給者となり、そのための財政支出が20兆円に上ると試算されています。
現在でも、低年金者が、年金不足分について生活保護を受けることがよくあります。
生活保護世帯は、令和3年8月時点では約164万世帯となっていますが、そのうち高齢者世帯は約90万9000世帯と55%近くを占めています。
若年世帯は、働いて稼ぐことができますが、高齢者は、働いて稼ぐことは難しく、年金の不足分を生活保護で補わなくてはなりません。
政府は、氷河期世代を正規雇用労働者として雇い入れる事業主に対して「特定求職者雇用開発助成金」を支給したり、「就職氷河期世代活躍支援都道府県プラットフォーム」を活用した支援を行ったりしているものの、好転していません。
氷河期世代を優遇すると、他の年代があおりをくらってしまいます。
氷河期世代だけには限りません。
非正規雇用が長く、あまり厚生年金を負担していない人は、もらえる年金額が低く、生活保護を受けることは多いというのは当然のことです。
ただ、生活保護受給世帯をみると、母子家庭などの生活保護費は低すぎるという感じを受けますが、高齢者の単身世帯の生活保護費は、もっと少なくしてもいいのではないかと思うことがあります。
生活保護受給者は、通常医療保護も受けていて、医療費が無料というのが大きいです。
生活保護世帯は、令和3年8月時点では約164万世帯となっていますが、そのうち高齢者世帯は約90万9000世帯と55%近くを占めています。
若年世帯は、働いて稼ぐことができますが、高齢者は、働いて稼ぐことは難しく、年金の不足分を生活保護で補わなくてはなりません。
政府は、氷河期世代を正規雇用労働者として雇い入れる事業主に対して「特定求職者雇用開発助成金」を支給したり、「就職氷河期世代活躍支援都道府県プラットフォーム」を活用した支援を行ったりしているものの、好転していません。
氷河期世代を優遇すると、他の年代があおりをくらってしまいます。
氷河期世代だけには限りません。
非正規雇用が長く、あまり厚生年金を負担していない人は、もらえる年金額が低く、生活保護を受けることは多いというのは当然のことです。
ただ、生活保護受給世帯をみると、母子家庭などの生活保護費は低すぎるという感じを受けますが、高齢者の単身世帯の生活保護費は、もっと少なくしてもいいのではないかと思うことがあります。
生活保護受給者は、通常医療保護も受けていて、医療費が無料というのが大きいです。