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2024年バックナンバー

雑記帳

「すべてをドイツのために」ナチスのスローガン叫んだ政治家 2回目の有罪判決

 ドイツの右翼政党である「ドイツのための選択肢」(AfD)有力政治家が、ナチスのスローガンを使用した容疑で2回目の裁判でまた有罪判決を受けました。

 令和6年7月1日、ドイツのザクセン・アンハルト州ハル地方裁判所は、刑法に定める違憲組織表示使用容疑で起訴された「ドイツのための選択肢」(AfD)テューリンゲン州代表のビョルン・ヘッケ議員に罰金1万6900ユーロ(約290万円)を言渡しました。

 ヘッケ議員は令和3年5月にもザクセン=アンハルト州メルゼブルクで選挙遊説途中に「Alles für Deutschland(すべてをドイツのために)」のスローガンを使用した容疑で起訴されて令和6年5月に罰金1万3000ユーロを宣告されていました。

 ヘッケ議員は、令和5年12月、テューリンゲン州ゲーラで開かれた党内行事でナチスの准軍事組織のスローガン「Alles für Deutschland(すべてをドイツのために)」を叫んだ容疑で起訴されました。
 今回の事件では前の部分「Alles für」 だけをヘッケ議員が言い、最後の単語「Deutschland」は聴衆が叫んでスローガンを完成するようにした点が異なります。

 ヘッケ議員は、令和4年、ソマリア出身移民者が犯した殺人事件をめぐりイスラム教徒嫌悪発言をした容疑でも起訴されて裁判中です。

 なお、テューリンゲン州(旧・東ドイツ)はAfD支持勢力が強く、令和6年9月に行われる州議会選挙の結果により、ヘッケ議員が初の極右州首相になる可能性もあるとされています。
 一般に、旧・西ドイツの州より、旧・東ドイツの州の方が、右派の勢力が強いです。
 一つの理由としては、旧・東ドイツの方が旧・西ドイツより失業率はかなり高く、移民により職を奪われているという被害感情が強いからだとされています。
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