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雑記帳

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最低価格保証

 「最低価格保証」という販売方法をご存知でしょうか。
 家電量販店などで、同じ商品が、他店に在庫があり、他店より高い値段で購入した客には、差額(+α)を返金する、あるいは、ホテル予約サイトなどで、他ホテル予約サイトより高かった場合は、差額(+α)を返金するという「制度」です。

 それでは、なぜ販売側はこのような最低価格保証を行うのでしょうか?

 1つ目の理由として、顧客にその店が同じ商品であれば最も安い価格を提示するというイメージを植え付けるところにあります。
 どこで買っても同じ商品やサービスを扱っている場合は、価格というのは決定的な武器になります。ですから、最低価格保証を宣言することによって、最大の武器となる価格が一番安い店というイメージを消費者の中に植え付けることによって利用を促進することができます。

 2つ目の理由として、他にも目まぐるしく変わる価格設定に対して、顧客に安心を与える効果もあります。
 多くの店舗で商品やサービスの販売を促進するために、価格を頻繁に変更することがあります。
 当然、「もしかしたら今買うと損をするかもしれない」という気持ちが働くかも知れませんが、人間というのは不思議なもので、ある程度の期間の最低価格を保証されているとなれば、背中を押されたように購入するということがあるのです。

 本当に、「最低価格保証」は最安値なのでしょうか。
 家電量販店の場合は、いくらインターネットのサイトを見て、この商品はここの店が安いといったところで、「お客さん。その店に、商品の在庫はないよ」と言われることになります。通常、嘘でも何でもありません。
 家電量販店の場合は、もう一つ、本当に買う気を見せないと、ぎりぎりの値引きはしません。一度買った商品を他の店で値引き交渉するというのは、通常の神経の日本人はできません。

 ホテル予約サイトは、実は、「最低価格保証」をうたうサイトより安いサイトがあることが多いです。
 ただ、その差はわずかで、連絡するだけ時間の無駄です。
 また、現実に宿泊するホテルを探さなければ意味はないので、安いサイトを見つけただけでは、1円の得にもなりません。
 「最低価格保証」は、本当のところ、厳密には「最低」でないことが多いのです。

 ただ、「ぼったくった」価格をつけていては、販売業者が、自分で自分の首を絞めることになりますから、ある程度自身がある業者がつけた、自信のある価格であることは間違いないようです。


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