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2024年バックナンバー

雑記帳

名前の変わる川

 その昔、台風19号で、千曲川の堤防が決壊したことがあります。
 信濃川と千曲川が同一の川とは知ったという人も多かったと思います。
 信濃川は日本最長の川として有名、また、千曲川は五木ひろしの歌で有名です。
 「千曲」川というくらいですから、蛇行しているのでしょうね。
 信濃川・千曲川は同一河川で、長野県部分が千曲川、新潟県部分が信濃川だそうです。
 ただ、河川法では海に注ぐ川の名前をその水系名としますから、河川法上は、信濃川・千曲川全体を信濃川と呼ぶそうです。

 この手の川があることは知っていました。

 淀川は、スタート地点の滋賀県では瀬田川と呼ばれ、京都府内は宇治川、宇治川・木津川・桂川合流地点からは淀川と呼ばれます。
 紀ノ川は、和歌山県部分は紀ノ川と呼ばれますが、奈良県部分は吉野川と呼ばれます。
 その昔は、吉野杉などの木材を紀ノ川に流して、和歌山市で木材に加工していました。
 その昔、和歌山市内でも、長い木をトラックではなく、馬に引かせていたのを思い出します。
 三重県の熊野川も、天ノ川(奈良県上流)、十津川(奈良県)と呼ばれます。

 他に、阿賀野川は阿賀川(福島県)+阿賀野川(新潟県)、富士川は釜無川(長野県~山梨県)+富士川(山梨県~静岡県)、江の川は可愛川(広島県)+江の川(島根県)だそうです。
 いずれもなじみはありませんが・・・

 ちなみに、多摩川は河口付から六郷川、丸子多摩川、二子玉川、玉川と現在でも各地域で使い分けられているそうです。
 二子玉川地区は、河川氾濫がありましたね。
 安全より景観をとるというのは、ある意味大したものです。
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