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雑記帳

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韓国でモスク建設巡り泥沼の対立 イスラム教の禁忌「豚」の頭、住民が予定地に置いて対抗

 日本で20万人以上いるイスラム教徒と、日本人との軋轢が報道されていませんね。
 川口市のクルド人問題は報道されていますが、クルド人の宗教施設への嫌悪などから生じているものではありません。

 韓国では、すごいことが生じているそうです。
 韓国も、少子高齢化、あと、韓国人は肉体作業を忌避するという文化が伝統的にあることから、外国からの肉体労働者を受け入れています。

 政府による公式の調査統計はありませんが、研究者の間では韓国に暮らすイスラム教徒を20~24万人と推定しています。人口を考えると、日本の2.5倍です。
 産業研修生制度が導入された1990年代から、他の外国人労働者と共に増加していったそうです。

 令和3年ころ、イスラム教徒の留学生らが計画したモスクの建設計画に近隣住民が反発し、対立が表面化しそうです。

 大邱市のイスラム教徒留学生は、平成25年から賃貸の一室を礼拝所にしていましたが、礼拝環境を安定させ、イスラム文化を発信するコミュニティーセンターに発展させる目的で土地を購入し、平成30年からモスク建設計画を進めました。
 しかし、住民らがイスラム教徒の1日5回の礼拝による騒音や香辛料を使う料理の臭いで住環境が悪化すると主張、反対したことを受け、大邱市北区は、令和3年2月、工事中止の行政命令を出し、工事は中断しました。
 イスラム教徒側が訴訟を提起し、韓国の最高裁判所で、法的根拠に乏しいとして行政命令の無効が確定しました。当然、工事を再開させます。
 しかし、工事が本格化したころから住民側の抗議運動が始まったそうです。
 イスラム教徒側は、香辛料の匂いの指摘を受け、台所は設置しないなどの妥協案も提示して話合いが続いたのですが、話し合いは成立しませんでした。

 ここなら、日本の住民はどうするでしょうか。
 モスク建築が合法であることは最高裁判所で確定しています。
 通常なら、デモやビラ配り、左翼や右翼の人でも座り込みくらいでしょうか。せいぜい、住民ではなく、支援団体と称するものが、緊急車両を含め、道路のとうせんぼをするくらいですね。

 さすが韓国人は違います。
 イスラム教で食べることが禁止されている豚の頭を建設予定地の入り口に複数並べました。
 豚肉のバーベキューパーティーを連日行いました。

 日本でこんなことをすると、ヘイトだ、レイシズムだ、宗教弾圧だと住民側が厳しい非難を浴びると思います。
 さすが韓国人は違います。
 住民に同調する意見が多いそうです。
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