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2024年バックナンバー

雑記帳

口コミで「利益侵害」Googleを提訴 医師・歯科医師ら63人

 令和6年4月18日、インターネット上の地図サービス「グーグルマップ」に投稿された不当な口コミが削除されず利益が侵害されたとして、全国の医師や歯科医師ら計63人が、運営する米IT大手グーグルに計約140万円の損害賠償を求め、東京地方裁判所に訴訟を提訴しました。

 提訴したのは東京、神奈川、愛知、大阪、福岡など各地の開業医や医療法人の医師、歯科医師らで、都内で開業する原告の男性医師は記者会見で「誹謗中傷や侮辱のほか、勝手に「閉業」にされるなど営業妨害を受けている医療機関が多い」と訴えました。

 グーグルマップでは、診療科目と地名を入力すると、周辺の医療機関が表示されます。クリックすれば、名称や住所、診療時間といった情報が確認できるほか、「クチコミ」の投稿や5点満点の「評点」を付けることができるそうです。
 飲食店なども同様の機能が利用できるそうです。
 旅行系ユーチューバーの動画で「Google Mapで評価が高かった○○レストランに行ってみた」という動画を見たことがあるのですが、それと同じ仕組みですね。

 ちなみに、理屈の上からすると、法律事務所も同じサービスがあるのではないかと思い、Google Mapで「大阪市北区 法律事務所」と入力してみると法律事務所の名前が出るわでるわで、ずっとスクロールしていくと、当法律事務所の名前がやっと出ました。
 弁護士を、Google Mapで探そうという人がいるということは常識的に考えられません。口コミを参考にしようとする人がいるかどうかも分かりません。

 医師や歯科医師らは、Google Mapの口コミを気にするのですね。また、医師や歯科医師の口コミを投稿しようとする人がいるのですね。
 ただ、悪口を書いている人は、患者だけではなく、同業者も結構含まれているような気がします。あるいは逆恨みをした元患者でしょう。
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