雑記帳
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島国と戦車
令和6年、台湾陸軍が待ち望んだ最強新鋭戦車M1「エイブラムス」がアメリカから到着する予定です。
なぜ、島国の台湾に戦車が必要なのでしょうか。
日本の自衛隊に戦車が必要なのと同じ理由です。日本より切実かも知れません。
自衛隊の戦車の削減
「そもそも日本に敵陸軍に上陸されるようなら敗北確定。戦車というか陸戦に備えること自体が無駄。それより戦闘機や護衛艦を増やせ」という陸上戦力不要論があります。
しかし、これは「極論」です。
従来、本州にも戦車が配備されていたのは無駄だったのでしょうか。
そうではありません。
日本侵略のため、上陸作戦を成功させるには守備側の3倍の兵力が必要とされます。
日本に戦車がある場合、敵侵攻部隊も相応の数の戦車を用意する必要があります。
1両約50トンもの戦車を数百両も海上輸送する強襲揚陸艦を準備し、かつ護衛の戦闘艦艇もそろえなければなりませんし、制空権確保も必要となるなど侵略側は多大な負担を強いられます。
それが「抑止力」につながるということです。
また、日本に敵国の工作員が紛れていて、市街地でゲリラ戦が起きる可能性もあります。
戦車には3つの特徴があります。
大砲による攻撃力、装甲による防御力、キャタピラによる機動力です。
大砲による攻撃力は、戦車砲が、「戦車以外」の装甲車を撃ち命中すれば、撃破可能です。
装甲による防御力は、戦車砲で撃たれても大丈夫(正面ではなく、側面背後は若干脆弱です)というくらいです。
キャタピラによる機動力は、でこぼこした地形でもストップしたり、転倒したりせずに走れます。
対戦車兵器(戦車ミサイルや対戦車ロケット)を使うことで歩兵でも戦車を撃破可能です。
しかし、対戦車兵器(戦車ミサイルや対戦車ロケット)を装備した対戦車部隊は、機動力がないことから、銃で装備した歩兵に劣ります。
戦車は、もちろん、歩兵に勝ります。
戦車、対戦車部隊、歩兵は、じゃんけんの「石」「はさみ」「紙」(順不同)で、どれかを欠くと、戦術上「まずい」ということになります。
双方、すべてをそろえて戦うことが当然の前提となります。
戦車がないと、単に、敵方の多数の歩兵だけで敗戦となります。
なぜ、島国の台湾に戦車が必要なのでしょうか。
日本の自衛隊に戦車が必要なのと同じ理由です。日本より切実かも知れません。
自衛隊の戦車の削減
「そもそも日本に敵陸軍に上陸されるようなら敗北確定。戦車というか陸戦に備えること自体が無駄。それより戦闘機や護衛艦を増やせ」という陸上戦力不要論があります。
しかし、これは「極論」です。
従来、本州にも戦車が配備されていたのは無駄だったのでしょうか。
そうではありません。
日本侵略のため、上陸作戦を成功させるには守備側の3倍の兵力が必要とされます。
日本に戦車がある場合、敵侵攻部隊も相応の数の戦車を用意する必要があります。
1両約50トンもの戦車を数百両も海上輸送する強襲揚陸艦を準備し、かつ護衛の戦闘艦艇もそろえなければなりませんし、制空権確保も必要となるなど侵略側は多大な負担を強いられます。
それが「抑止力」につながるということです。
また、日本に敵国の工作員が紛れていて、市街地でゲリラ戦が起きる可能性もあります。
戦車には3つの特徴があります。
大砲による攻撃力、装甲による防御力、キャタピラによる機動力です。
大砲による攻撃力は、戦車砲が、「戦車以外」の装甲車を撃ち命中すれば、撃破可能です。
装甲による防御力は、戦車砲で撃たれても大丈夫(正面ではなく、側面背後は若干脆弱です)というくらいです。
キャタピラによる機動力は、でこぼこした地形でもストップしたり、転倒したりせずに走れます。
対戦車兵器(戦車ミサイルや対戦車ロケット)を使うことで歩兵でも戦車を撃破可能です。
しかし、対戦車兵器(戦車ミサイルや対戦車ロケット)を装備した対戦車部隊は、機動力がないことから、銃で装備した歩兵に劣ります。
戦車は、もちろん、歩兵に勝ります。
戦車、対戦車部隊、歩兵は、じゃんけんの「石」「はさみ」「紙」(順不同)で、どれかを欠くと、戦術上「まずい」ということになります。
双方、すべてをそろえて戦うことが当然の前提となります。
戦車がないと、単に、敵方の多数の歩兵だけで敗戦となります。