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雑記帳

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米国旅行者を狙う「ESTA申請代行」

 私は、ときどき、ハワイに旅行しますが(その昔、ニューヨークに隔年くらいに行っていましたが、このところ全く行っていません)、アメリカへの入国に必要な「ESTA」(ビザ免除プログラムのための電子渡航認証システム)の申請をします。

 ビジネスや観光目的などで米国に90日以内の短期旅行の際にビザなしで入国が可能なことを証明する電子渡航認証で、米国行きの航空機や旅客船に搭乗する前にWebサイト経由で申請しておく必要があります。
 ESTAの有効期限は2年です。
 切れていれば再申請しなくてはなりません。

 令和6年3月5日時点で、ESTAの手数料は21ドルになっています。値上がりしましたね。

 Googleなど検索エンジンで「ESTA」などのキーワードで検索すると、詐欺サイトが上位に来ることがあります。
 PRだったり、SEOで上位に表示されるように仕組んであります。

 詐欺サイトというのは言い過ぎかも知れませんが、高額の手数料をとる「ESTA取得代行業者」です。
 結構引っかっている人がいます。
 ESTA申請の代行業者問題については、国民生活センターからも注意喚起が出ています。
 この問題は本来21ドルの申請費用が1万円以上の支払いになっていて、そのタイミングで初めて、正規のWebページ経由ではなく代行業者によるWebページ経由で申請していたことがわかるのですが、21ドルということを知らなければ、そのまま支払ってしまいそうです。

 https://esta.cbp.dhs.gov/が正規のサイトです。
 日本語表示もあります。
 公的機関ですから、末尾が「.gov」になっていないとおかしいですね。「.gov」はアメリカの政府機関のホームベジであることを意味します。アメリカとカナダのドメインは、国名がつきません。
 日本の政府機関なら「.go.jp」になっています。
 ちゃんと確認された方がよいでしょう。
 海外旅行先の航空会社の公式ホームページに記載されているアドレスをクリックしたり、コピペするというのも1つの方法です。
 いずれにせよ、まず「ESTA」「料金」で検索し、代金をメモしておき(21ドルより上がっているかも知れません)、それ以上の支払いを要求してくれば詐欺サイトです。

 もっとも、日本の旅行業者に代行を頼むと、結構高かったりします。
 これは「詐欺」というより「ぼったくり」ですね。
 もっとも、こちらは「安心料」かも知れません。
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