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雑記帳

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LCCターミナル

 関西国際空港は、平成24年10月28日から、格安航空会社(LCC)専用となる第2ターミナルビルの運用を開始しています。
 現在、ピーチ航空、済州航空(チェジュエアー。韓国)、春秋航空(中国)が利用しています。
 春秋航空のフライトは、令和6年2月1日から上海・瀋陽・寧波便は関西空港第2ターミナルビルでの出発・到着、大連便は関西空港第1ターミナルビルでの出発・到着となります。

 従来のメインターミナル(第1ターミナル)とは無料の連絡バス(所要約7分)で結ばれています。荷物の受取りや税関もあります。

 搭乗橋(ボーディングブリッジ)はなく、乗客は駐機場まで徒歩で移動します。
 バスで行く必要のない近いところに駐機します。
 通常の空港ターミナルなら、ボーディングブリッジを使って、ターミナルから飛行機に直接行けます。
 ただ、飛行機が、ターミナルに頭からつっこむ格好で駐機すると、飛行機は前進のみでバックできませんから、機体のけん引車で引っ張る必要があります。コストがかかりますね。
 雨さえ降っていなければ、あまり問題がありませんが、雨が降っているときに、飛行機が「沖止め」(ボーディングブリッジに接続されていない状態)になっていると、傘をさして搭乗しなければなりませんから、大変です。
 雨があって風があったら悲劇です。

 関西空港の第2ターミナルビルは、鉄骨平屋一部2階建てで、延べ床面積約3万平方メートルです。
 エレベーターやエスカレーターの設備が不要になります。
 また、簡素化して建造コストを抑えています。
 第2ターミナルビルの総工費は約85億円で、建物は約37億円といってもピンと来ないかも知れませんが、同じ規模の建物を建てようとすると、数百億円かかるそうです。
 もっとも、テナントとして免税店や飲食店などが入居し、一部のコンビニやコーヒーショップは24時間営業しますから、ヒマをもてあますということはなさそうです。
 ただ、飲食物等は、びっくりするほど高いです。韓国や中国の旅行者などは、日本のスーパーでカップラーメンを買い、空港内で食べている姿がみうけられます。
 コンビニは、保安検査を受けてからはありません。第1ターミナルには、ファミマがありますね。

 私は、エアアジアの利用で、クアラルンプールのLCCターミナルを利用したことがありますが、クアラルンプール国際空港(KLIA)からバスで20分ほど、ものの見事に「何もない」ターミナルでした。
 関西空港の「第1」となった従前のターミナルの施設利用料より、「第2ターミナル」の方が格安です。航空券に含まれていますから、わかりませんが・・・
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