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　台湾の交通部観光署（交通省観光庁）は、令和６年１月１６日、さらに多くの訪台日本人旅行者を呼び込もうと、新たにパスポートを取得し、台湾系航空会社を利用して訪台旅行する日本人に対し、航空券代を値引く形で取得費用を実質最大1万円補助することを検討していると明らかにしました。
　修学旅行や初めて台湾を訪れる旅行客などに対する関連の優遇措置も検討しているとしている。

　同署の統計によりますと、令和５年の訪台外国人旅行者数は延べ約６４０万人で、うち日本人は延べ約９４万人でしたが、新型コロナウイルス流行前の５割に満たないそうですという。

　具体的には、日本人の新たなパスポート取得者を対象とし、チャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空の利用で航空券代を５０００円、LCCのタイガーエア台湾の利用で１万円値引くと説明しています。
　日本航空、全日空、ピーチなどには補助金は出ません。

　同署は、世界的に見て日本人のパスポート保有率だけが低いと指摘し、パスポート取得補助は日本市場だけに対して行う措置だとし、早ければ、令和６年第２四半期（４月～６月）にも実施したいとの方針です。

　ニュー台湾ドルは、コロナ前の１ニュー台湾ドル＝３．５円から、コロナ後の１ニュー台湾ドル＝４．７円に上がってます。
　また、台湾からの訪日客が多く、航空運賃も高止まりですから、そう簡単に回復しないと思います。