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雑記帳

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新任判事補、女性比率が過去最高 最高裁長官が辞令交付

 令和6年1月16日、裁判官として新たに採用された判事補81人の辞令交付式が、最高裁判所でありました。
 うち女性が34人で全体の42%を占め、新任判事補の女性比率は過去最高となりました。
 採用時の年齢は22歳~43歳で、各地方裁判所に同日付で配属されました。

 式で戸倉三郎長官は、スーツ姿の判事補一人一人に辞令を手渡し「社会の中で裁判が果たす役割、国民が裁判に期待するものは何かということを常に意識してもらいたい」と訓示。正しい裁判には多角的、主体的な意見表明が不可欠だとして「経験値が少ないからこそ気付くことがある。自分の役割を過小評価しないでほしい」と求めました。

 私が裁判官に任官した32期は、新任判事補は65名、女性が何人いたかは記憶にありませんが、数人だったと思います。

 男性裁判官も、女性裁判官も、できる人はできるし、それなりの人はそれなりです。
 ただ、依頼者が、不利になると「あの女性裁判官が・・」と言うのは、あまり気分がよくありません。
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