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　日本テレビ系（関西では読売テレビ）の「２４時間テレビ」のチャリティー募金を日テレ系地方局の元幹部社員が着服していたことが、令和５年１１月２８日に判明しました。

　チャリティー募金を着服したのは、日テレ系の日本海テレビ（鳥取）で経営戦略局長だった田村昌宏氏（５３）です。
　日本海テレビは令和５年１１月２８日、記者会見を開き、田村容疑者が平成２６年以降、「２４時間テレビ」の募金など計約１１１８万円を着服していたと発表しました。
　内訳は、「２４時間テレビ」の募金２６４万６０２０円、日本海テレビの売上金などの資金８５３万６５５５円です。
　手口は、田村氏は日本海テレビ内で保管されていた「２４時間テレビ」の募金の一部を持出し、飲食やギャンブルに使ったとみられ、令和５年１１月２７日付で懲戒解雇されました。
　また、日本海テレビの田口晃也会長は引責辞任、西嶌一泰社長は報酬３か月分を全額返上することも併せて発表されました。

　「２４時間テレビ」を通じて募金した人は、税制上の優遇措置を受けられるそうです。
　２４時間テレビチャリティー委員会が公益社団法人として認定されているからです。
　着服問題を受けて最悪の場合、公益認定が取り消されれば、税制上の優遇措置もなくなり、募金の減額に拍車がかかります。
　ただ、公益認定が取り消される可能性は小さいそうです。

　皆さんは、募金はされますか。
　私自身は、近所の人がまわってくる「赤い羽根共同募金」と、空港の募金箱にある、余った「小銭入れ」にしか募金はしません。
　「赤い羽根共同募金」は近所づきあい、空港の募金箱は、余った小銭の処理です。空港の募金箱に入れるのは、日本の貨幣価値になおして１０円未満のものだけです。
　基本、募金などは、最初から信用していません。

　もともと、うさんくさいですよね。