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2023年バックナンバー

雑記帳

OTAの賢い利用方法

 旅行に行く際、旅行代理店ではなく、OTA(Online Travel Agent)で、航空券やホテルを手配する人が増えました。
 トラブルも増えているようです。

 OTAには、「Booking.com」(オランダ)「Expedia」(アメリカ)「agoda」(シンガポール)「Hotels.com」(アメリカ)「じゃらんnet」(日本)「楽天トラベル」(日本)「エアトリ(旧DeNAトラベル)」(日本)などがあります。

 OTAの使用にあたっての注意点をいくつか記載します。

1 予約したときは、かならずホテルにリクエストを送る。
  例えば、「禁煙室(non-smoking room)にしてほしい」とか「駐車場は使えるか」とか「早くチェックインできないか」「遅い場合いつまでチェックインできるか」といった簡単な問い合わせをホテルにリクエストします。
  国内なら電話で、海外なら、メール・要望欄・チャット(サイトによって違いますが、連絡方法は宿泊予約確認メールと同じアドレスに送付されてくるか、予約確認のメール内にあります。ただ、外国のホテルの場合、英語か現地語のみです)で確認すればよいでしょう。
  行ってみたがホテルがないという、嘘のような、間抜けなアクシデントは防げます。なお、新規登録などのため、口コミのないホテルの場合、リクエストによる確認は必須です。

2 キャンセル不可の予約はしない。
  キャンセル不可はかなりリスクが高いです。
  100%確実でない限り、キャンセル可で予約すべきです。
  直前にもっといい条件のホテルが安く予約できることもありますし、リクエストを送っても全く返事がない場合、よくないホテルの可能性が高く、また、実在しない可能性を疑い、無料でキャンセルできます。
  日程がずいぶん先の予約の時に、OTAが危ないと判断したら、引き落とされる前に(キャンセル不可となる日の翌日であることが多い)、すぐにキャンセルすればよいことになります。

3 クレジットカードのチャージバックを活用。
 二重取りや見に覚えのない請求などは、ホテルに返金を請求せず、クレジットカード会社に相談してチャージバックで取り返したほうが早いです。クレジットでものを購入し物品たが届かない場合と同じです。


 なお、証拠は必ず残しましょう。

4 早めにホテルに到着する。
  深夜到着して、何らかの理由で予約が入っていないという場合、当該ホテルが満室で、同一都市で、他のホテルが満杯というときは悲惨です。小都市にはありがちです。
  国内旅行ならともかく、海外旅行の際は、他にもホテルがない場合、近隣都市に移動してホテル探しをする(スマートフォンで近隣都市の空室のあるホテルを探す)ことも考えて、早めに着きましょう。

 では、よい旅を!
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