本文へ移動

2023年バックナンバー

雑記帳

富豪ら搭乗「タイタニック見学ツアー」潜水艇が消息不明に

 明治45年(1912年)に沈没した、英国の豪華客船「タイタニック号」の沈没現場を見学する観光ツアーで、令和5年6月月18日から米国の潜水艇が行方不明になっていました。

 観光ツアーには専門家のほか、銀行業務のソフトウェア事業で成功したイギリス人のハミッシュ・ハーディング氏、パキスタン有数の富豪の一族であるシャーザダ・ダウード氏とその息子ら、計5人が搭乗していたとされます。

 潜水艇の操縦士の妻ウェンディ・ラッシュさんは、明治45年にタイタニック号の1等船室の乗客の子孫だそうです。

 今回の事故は、アメリカの「オーシャンゲート・エクスペディション」社の深海探査艇を、観光に使用したために起きたと思われます。
 用途を誤れば、事故につながることは容易に推測できます。
 調査艇をタイタニック観光に使用するなど、まったく考えられないことだそうです。

 令和5年6月22日午後(現地時間)、アメリカの沿岸警備隊は捜索を行っている海底で潜水艇の破片を発見したと発表しました。
 沿岸警備隊は見つかった破片は潜水艇の耐圧室が破壊されたことを示していて、乗っていた5人の生存は絶望的だという見方を示しました。

 知床の漁船沈没事故と違い、完全な自己責任のケースでしょう。
TOPへ戻る