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2023年バックナンバー

雑記帳

国内からトロリーバス消滅へ

 立山黒部アルペンルートの室堂と大観峰を結ぶ、長さ3.7キロの立山トンネルには、平成8年4月から架線から得た電気で走る「トロリーバス」が走っています。
 立山黒部貫光株式会社は、立山黒部アルペンルートの、室堂と大観峰を結ぶトンネルを走るトロリーバスを、令和7年度にも電気バスへ切り替える方針を示しました。

 これが実現すると、日本国内から鉄道のジャンルの1つである「トロリーバス」(無軌条電車)が、すべて無くなります。
 「トロリーバス」は、「無軌条(レールのない)」「電車」という扱いです。

 アルペンルートでは、黒部ダムと長野県の扇沢を結ぶ関電トンネルで、平成30年まで関西電力がトロリーバスを走らせていましたが、令和元年に電気バスに切り替え、立山トンネルのトロリーバスが国内唯一となっていました。

 立山黒部貫光株式会社の決算会見で「営業開始から30年近くとなり、部品の調達が難しくなってきた。電気バスを検討している」と述べ、「2025年からの導入を目指している」としました。

 以前、大阪にもトロリーバスが走っていた記憶があります。
 ヨーロッパには、残っている都市があります。
 令和5年に、オーストリアのザルツブルクで、トロリーが走っていました。
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