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2023年バックナンバー

雑記帳

クジラとイルカ

 クジラとイルカの違いをご存じですか。
 基本的には、クジラもイルカもクジラ目に入っています。
 中学の理科で習った「種属科目綱門界」(亜=sub、上、下は省略しています)の「目」ですね。では「亜目」は違うのかというと、同じ目の中で、ヒゲクジラ亜目とハクジラ亜目にわかれ、イルカはハクジラ亜目に入ります。
 成魚が4メートル程度を境にして、小さいものをイルカ、大きいものをクジラと呼びます。簡単に言えば大きさの違いだけです。

 ただ、外国語でも、イルカはDolphin(英)、Delfine(独)、クジラはWhale(英)、Wale(独)という分類がされていますから、似たような考えかもしれません。
 ほ乳類で、カバに近いらしいですが、イルカもクジラも賢いことで有名です。

 だから「食べる」などいうのは、西洋人の横暴でしょう。

 ただ、正直言って、おいしいとは思えません。
 小学校の給食の「鯨のこはくあげ」がトラウマになっているのかもしれません。給食ですから、経済的に低いレベルにあわせてありました。

 ホエールウォッチングというのがあります。
 日本なら、クジラが泳ぐのを見ようと思えば、黒潮の流れる海なら難なく見られます。
 私の出身の和歌山県は、太地あたりまで行けば、クジラ漁も見られます。
 外国でも、ハワイ、オーストラリア(シドニー)、ニュージーランド(カイコウラ)などで、ホエールウォッチング・ツアーがあります。

 ちなみに、日本のIWC脱退により、南極における捕鯨はできなくなりましたが、日本利排他的経済水域での捕鯨は自由になりました。
 損得勘定をすると、日本に好結果だったといえると思います。

 また、IWCは、経済的に破綻をしかけているようです。
 IWCは愚かな選択をしました。


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