2021年2022年バックナンバー
雑記帳
市外局番
市外局番は、桁数が少ないほど大都市に割振られます。
市外局番は、2桁は東京都区内他(03)と大阪中心部他(06)だけです。
3桁は横浜(045)、名古屋(052)、京都(075)、神戸(078)、福岡(092)などの大都市に割振られています。
しかし近年、やはり固定電話の番号枯渇対策のため、市外局番の桁数を減らして、市内局番の先頭へその数字を移す変更が行われるようになりました。
たとえば、和歌山市の電話番号は、かつて「0734-○○-○○○○」という形であったものが、平成17年以降は「073-4○○-○○○○」と変更されました。
一見、全く意味のない変更のようですが、これよって使える番号が大幅に増えます。
市内局番の先頭には、0と1が使えないためです。0で始まる番号は市外局番と認識されてしまいますし、1で始まる番号は110番や119番などの特別なサービスに限定されています。
和歌山市の場合を例に取れば、市外局番の4を移すことで、今まで使えなかった073-40○-○○○○や073-41○-○○○○の番号が利用可能になります。
これにより、既存の電話番号を実質上変更することなく、一挙に20万件もの余裕が作れます。
和歌山市のように中核都市クラスの電話番号も3桁になり、大都市並みになっています。
一般家庭は、固定電話を利用しなくなっています。
私の自宅も固定電話は廃止しました。
コンピュータはインターネットに接続して使えませんが、スマートフォンで大抵十分です。暇ができれば、テザリングができるように設定するつもりです。
ただ、役所や会社では固定電話が必要ですね。法律事務所でも同じです。
ちなみに、携帯電話でも、月額1000円くらいで、固定電話のように「06」を使えるサービスがあります。
事務所をもたない(といいますか、自宅を事務所にしている)若い弁護士さんが利用していることもあります。