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雑記帳

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菅首相の退陣と功績

 菅首相は、令和3年9月3日、次回の総裁選挙に出馬しないと述べ、総理を辞任する意思を表明しました。

 菅首相は、自分の派閥をもちません。
 支持率が下がり、衆議院総選挙が目前にきてますから、選挙の顔をかえようと勇退の決意をしたと思います。必ずしも勝てるとは限りません。
 もともと、菅首相は、総理大臣になれるとは思っていなかったでしょう。総理大臣になるために必要な派閥をつくりませんでしたから。
 ある意味、安倍首相の突然の病気による辞任にともない「棚ぼた」で総理大臣になったのですから、総理大臣の椅子にしがみつく必要も無いでしょう。
 なお、総理大臣の椅子にしがみつくつもりなら、自由民主党総裁になったとき、解散・総選挙をしていると思います。

 菅内閣は1年の内閣でしたが、安倍内閣での積残し事案を片付けていきました。

 安倍前首相は、長期政権でしたから、本来なすべきであったのでしょうが、長期政権を維持するために、積み残した事項がありました。

 学術会議の委員のうち委員として不適切な学者6名の不再任
 福島の処理水の海上への廃棄の決定
 土地利用規制法(安全保障上重要な施設の周辺などの土地利用を規制する法律)の制定
 従軍慰安婦を「慰安婦」に、強制労働を「徴用」に適正化(河野談話等の無力化)

 まだ、積み残しはありますが、あとの総理大臣は楽ですね。

 これらは、与野党対決というわけではありませんが、粛々と行っています。

 不妊治療の保険適用
 デジタル庁の創設
 ノババックスワクチンの日本製造1億5000万回分

 菅首相ならではの改革もあります。

 携帯電話料金の値下げ

 携帯電話の料金は劇的に安くなりました。もっとも、プラン変更が前提で、一挙手一投足の手数を惜しむ人の御利益はありません。

 なお、新型コロナ対策ですが、客観的に見れば、ワクチン接種は順調に進んでいます。

 安倍首相時代に、成果が出るかわからない製薬会社に研究開発費として大金を前渡ししてのワクチンの大量買付けをしたことから順調にワクチンが輸入されています。これは、安倍首相の成果ですが、官房長官時代の菅首相の成果でもあります。

 また、医師や看護師にしか許されていないとされているワクチン注射について、超法規的に歯科医師や獣医師に認めるとしたことも英断でした。これで、非協力的だった医師の尻をたたいて、医師が協力せざるを得なくなりました。

 令和3年9月12日現時点で、65歳以上の高齢者の約90%がワクチン接種していて、全体で見ても、61.9%が1回目のワクチン接種を終え、49.8%が2回目のワクチン接種を終えています。
 日本の接種数は、アメリカのワクチン1回目のワクチン接種数を上回りました。
 令和3年9月末にはヨーロッパ先進諸国に追いつくでしょう。

 ワクチン接種により、感染者数が多いときがありましたが、死亡者は少なくなりました。
 100点満点とはいきませんが、合格点かと思います。
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