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雑記帳

都市銀行

 「都市銀行」の定義は何でしょう。

 普通銀行の中で大都市(東京23区か大阪市がほとんど)に本店を構え、全国展開している銀行のことをいいます。

 かつて、協和銀行・神戸銀行・埼玉銀行・三和銀行・住友銀行・第一銀行・太陽銀行・大和銀行・東海銀行・東京銀行・日本勧業銀行・富士銀行・北海道拓殖銀行・三井銀行・三菱銀行の15行がありました。金融コードが17まであるということは、かつて17行あったのかも知れません。

 今は、三菱UFJ銀行(金融コード0005)、三井住友銀行(金融コード0009)、みずほ銀行(金融コード0001)、りそな銀行(金融コード0010)、埼玉りそな銀行(金融コード0017)の5行になっています。

 合併の途中の銀行名としては、第一勧業銀行、太陽神戸銀行、東京三菱銀行、協和埼玉銀行=あさひ銀行、太神三井銀行=さくら銀行、UFJ銀行などの銀行がありました。

 これらの系譜をたどれる人は、よほど詳しい人以外少ないでしょうね。

 三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行の4行から、あみだくじのように元の銀行をたどっていくと、1行だけ「すか」の銀行があります。
 北海道拓殖銀行は破綻して、法人格がありません。

 苦難の時代を示している銀行があります。
 登記簿(登記事項証明書)をとると、三井住友銀行は、「わかしお銀行」が存続会社で、住友銀行や、さくら銀行は吸収合併された銀行ということがわかります。

 これに対し、俗にいう「第一地銀」は、滋賀銀行、京都銀行、南都銀行、紀陽銀行、但馬銀行など、吸収合併されて消えたりしている銀行は少ないようです。

 もちろん、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の系列下にある銀行はたくさんあります。

 第二地銀、信用金庫、信用組合は、吸収合併されたり、破綻したりして、何がなんだかわからない状態になっています。

 正直言って、私に馴染みのある近畿圏でも、一覧表をみないとわかりません。
 これらを「そらで」言えたら大したものです。
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