本文へ移動

2021年2022年バックナンバー

雑記帳

アストラゼネカ製ワクチン40歳以上で検討 厚労省、「臨時接種」対象

 イギリスのアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省が、40歳以上を予防接種法上の「臨時接種」の対象として位置付ける方向で検討していることが令和3年7月28日までにわかりました。
 令和3年7月30日の同省のワクチン分科会で専門家の意見を聞きます。

 新型コロナ感染の第5波では、特に40~50代の重症者が増えています。
 臨時接種の対象として認められれば、こうした年齢層はアストラゼネカ製も接種が受けられるようになる可能性があります。

 厚労省はアストラゼネカ製ワクチンを、令和3年5月に特例承認しましたが、使用を見送る方針を示してしまいた。

 血栓ができる可能性があり、製造国イギリスにおいて40歳未満には別のワクチンが推奨されていることによります。
 また、ファイザー製とモデルナ製のワクチンに比べて、ワクチンを接種しても発症率が高いという弱点がありました。

 日本は、認可はされていたものの、ファイザー製とモデルナ製のワクチンしか接種されていませんでした。
 また、令和3年9月までには、接種希望者全員の接種分のファイザー製とモデルナ製が輸入され、令和3年10月から11月までに接種が可能な見込みです。

 余剰のアストラゼネカ製ワクチンは、使用期限が経過するまでに、台湾など他国の援助として送付していました。
 アストラゼネカ製ワクチンも認可されているわけですから、できるだけ早くワクチンを接種したいという人がいるなら、接種することに何ら問題はないはずです。
TOPへ戻る