本文へ移動

2021年2022年バックナンバー

雑記帳

0570から始まる電話番号

 家電やパソコンのユーザーサポートや購入相談のために電話相談窓口を探すと、電話番号が「0570」で始まる「ナビダイヤル」であることも多いです。

 電話番号は一般電話とは異なり「0570」+数字6桁で構成され、「0570」ダイヤルなどと呼ばれることもあります。発信地区と条件などによって接続窓口を自動的に振り分けられる、特殊な電話サービスです。

 市外局番が存在せず、公開している企業側の立場からすると、全国各地に着信先が点在していても、全国的にひとつの電話番号で統一し、電話を受けることができます。
 ユーザーが自ら発信地域に近い窓口(電話番号)を選んでかける必要はありません。

 ナビダイヤル宛に電話すると、最初に「ナビダイヤルでおつなぎします」というガイダンスに続き、具体的な通話料金が告知されます。
 実際の通話料金は窓口(企業)によっても異なります。
 30秒20円の料金がかかりますなどと通知されます。

 私は、携帯電話から「0570」へはかけないようにしています。
 必ず、事務所の業務用電話からかけます。
 事務所の業務用電話は、料金がディスプレイ上に表示されます。

 ディスプレイを見ていると、通話料金は、最初のガイダンスが流れた時点から発生します。たとえばユーザーサポートで順番を待っている間も料金がかかります。

 待たされるようなら、すぐに切って「06」にかけるようにしています。
 また、「050」の番号があれば、その番号にかけることもあります。
 結構、通話料金はかかるものです。

 注意が必要なのは、ナビダイヤルは、スマートフォンによくある「5分間無料。それをこえると30秒ごと20円」の適用外です。
 5分以降ではなく、最初から課金されます。

 また、各携帯電話会社のいわゆるかけ放題プランや無料通話分の対象外です。

 「0570」で、30秒ごと20円(+消費税)とすると、10分待たされると400円+40円、10分後につながり10分間サポートを受けると800円+80円となります。

 これは、地方公共団体での無料法律相談で、1回の電話で5000円もかかった、なんとかならないかという相談があると聞いたことがありますが(私は、地方公共団体の法律相談は新型コロナウィルスの関係で、行かないようにしています)、何ともならないようです。

TOPへ戻る